講義概要 |
グラフィックデザインとは、平面上に表示される文字や画像、配色などを使用し、情報やメッセージを伝達するコンテンツを制作する手段のことで、ポスター、雑誌広告、新聞広告、映画・コンサート・演劇・展覧会等のフライヤー(チラシ)、商品のパッケージデザインなど、その用途は多岐にわたっている。近年のメディアの多様化及び、グラフィックデザインの急速なディジタル化により、グラフィック制作のプロフェッショナルな現場だけでなく、一般ユーザーでもより高度なグラフィック制作ができる状況になってきている。
本講義では、ディジタル技術を用いたグラッフィックデザインの基礎を学び、情報社会におけるその重要性を認識するとともに、様々な分野への応用を考察する。 |
到達目標 |
①グラフィックデザインの基礎を知る。
②画像加工実習を通して、その技術を学ぶ。
③グラフィックレイアウト実習を通して、その技術を学ぶ。 |
履修のポイント及び留意事項 |
日常の生活で、グラフィックデザインがどのように扱われているか、テレビ、映画、ゲーム、雑誌、広告など、様々なメディアに触れて考察しておくことが重要。 |
講義日程 |
週 | テーマ | 内容 |
第1週 | 授業の概要説明 | グラフィックデザインの説明と使用するソフトウェアの紹介 | 第2週 | 画像加工実習① | 写真画像の加工方法とソフトウェア使用方法の学習 | 第3週 | 画像加工実習② | 写真画像の加工実習 | 第4週 | 名刺制作実習① | 名刺を題材にしたグラフィック制作方法の学習 | 第5週 | 名刺制作実習② | 名刺の制作実習 | 第6週 | CDジャケット制作実習① | CDジャケットを題材にしたグラフィック制作実習 | 第7週 | CDジャケット制作実習② | CDジャケット制作実習 | 第8週 | CDジャケット制作実習③ | CDジャケット制作実習 | 第9週 | WEBページ制作実習① | 自身のホームページを題材にしたグラフィック制作実習 | 第10週 | WEBページ制作実習② | ホームページデザイン実習 | 第11週 | WEBページ制作実習③ | ホームページデザイン実習 | 第12週 | フライヤー制作実習① | 学校紹介フライヤーを題材にしたグラフィック制作実習 | 第13週 | フライヤー制作実習② | フライヤーデザイン実習 | 第14週 | フライヤー制作実習③ | フライヤーデザイン実習 | 第15週 | 総評 | 完成した作品における総評 |
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他の授業科目との関連 |
ディジタル広報メディアを含むメディア関連の授業は重要である。 |
評価方法 |
課題提出、試験結果、出席状況などを総合的に評価する。 |
教科書 |
特定の教科書は利用しない。 |
参考図書 |
特になし。 |
オフィスアワー(授業相談) |
授業の前後、講師が学内にいる間。 |
学生へのメッセージ |
グラフィックデザインは広告媒体だけでなく、学生の皆さんにとって身近な課題レポートや論文、メールや報告書などにも十分に応用できるモノです。同じ内容でも見やすく整理されたレポートと、見づらいレポートでは、当然評価も違ってくるでしょう。グラフィックデザインの重要性を実制作を通して学びましょう。 |
準備学習の内容 |
特になし。 |