講義コード 9471J
講義名 マーケティング
(副題)
開講責任部署 全体
講義開講時期 秋学期
講義区分
基準単位数 2
時間 0.00
代表曜日 火曜日
代表時限 4時限
開講学科 情報処理学科
必選別 選択
履修セメスター 第2セメスター
その他
担当教員

職種 氏名 所属
教授 ◎ 佐竹 則昭 (指定なし)

講義概要
 グローバル化・ICT化が進む今日、企業は生き残りをかけて必死に経営を行っている。小売りの分野では、ロードサイドや街角に大型のショッピングセンターやコンビニエンスストアが新規オープンする一方で、シャッター通りになった駅前商店街の情景が全国の街で見られるようになってきている。消費者ニーズの多様化に素早く反応して、顧客が求める製品やサービスを提供し、顧客の満足を勝ち取ることができるかどうかが企業の命運を握っている。
 また、営利企業だけでなく、「うどん県」の名称を掲げる香川県や「おんせん県」大分、人気ゆるキャラ「くまモン」が活躍する熊本県をはじめ全国の自治体も、様々なマーケティング戦略を立てて地産品の販路拡大や観光客の誘致を図っている。
 マーケティングの基本的な知識は、ビジネスパーソンにとって必要不可欠なものといえる。
 授業では、「顧客が満足する商品やサービス」を提供するための企業活動について学ぶ。具体的な事例を紹介し、マーケティングを身近なものとして理解できるように授業を進めていく。企業のマーケティング戦略の実際についても調査する。
到達目標
・消費者の購買意欲を引き出すマーケティングの在り方について理解する。
・調査活動をとおして社会人基礎力(アクション、シンキング、チームワーク)を身につける。
履修のポイント及び留意事項
日々の経済ニュースに目を通すとともに、消費者の購買意欲を引き出す企業のマーケティング戦略に関心をもってほしい。
講義日程
テーマ内容
第1週ガイダンスマーケティングの概念、ドラッカー 
第2週マーケティングの発展 日本経済の推移とマーケティング
第3週顧客管理と顧客満足の実現 顧客満足のメカニズム、顧客の維持と新規顧客の獲得
第4週マーケティング戦略マーケティングミックス(4P)、ターゲティング、ポジショニング
第5週マーケティング リサーチマーケティング活動におけるリサーチの必要性、方法、調査の進め方
第6週商品開発とブランドマーケティング  売れる商品の開発、ブランド・エクイティ、PB商品、製品のライフサイクル
第7週価格設定需要と価格の関係、市場競争価格、オープンプライス
第8週流通チャネル
販売経路、BtoB、BtoC、産地直送、eコマース
第9週プロモーション 
プロモーションミックス、PR活動とパブリシティ、販売促進、信用販売
第10週消費者行動 購買意思決定までのプロセス、AIDMA
第11週ロジスティック商品管理の意味、POS、在庫管理、商品回転率
第12週マーケティング戦略調査(1)調査内容の検討、調査企業の概要調査
第13週マーケティング戦略調査(2)調査、集計、プレゼン準備
第14週マーケティング戦略調査発表発表、検証
第15週まとめ全体のまとめを行う

他の授業科目との関連
企業と社会、ビジネス基礎
評価方法
定期試験50%、課題レポート40%、調査発表10%
教科書
使用しない。毎時間プリントを配布する。
参考図書
適宜、案内する。
オフィスアワー(授業相談)
随時
学生へのメッセージ
A4版ファイルを準備し、配布資料を整理してファイリングすること。
準備学習の内容
各種のマスメディアやWeb上で発信される日々のビジネス情報に関心を持つこと。