講義コード 1427A
講義名 オフィスデータ活用B
(副題)
開講責任部署 全体
講義開講時期 春学期
講義区分
基準単位数 2
時間 0.00
代表曜日 木曜日
代表時限 1時限
開講学科 情報処理学科
必選別 選択
履修セメスター 第3セメスター
その他
担当教員

職種 氏名 所属
教授 ◎ 矢原 充敏 (指定なし)

講義概要
 ビジネスの世界において、顧客管理、商品管理、売上管理、在庫管理、社員管理等々、これらのデータを扱うことは、職種等に関係なく通常業務の中で日々行われている。それ故、これらのデータを加工・編集し、会議資料や報告書の作成、あるいは各自の業務をより遂行しやすいように活用していく能力は極めて重要である。
 本授業では、実践的なビジネスデータをもとに、表計算ソフトを活用してこれらのデータをどのように加工・編集すれば、より意味のあるデータへと変換できるのか、そしてどのような機能を用いてそれを実現していくのかという能力を身につけることを目的として展開していく。これを通して、ビジネスの世界におけるデータの活用手法の修得を目指す。
到達目標
ビジネスデータの意味を適切に判断でき、それを加工・編集し、より活用しやすいデータへと変換する能力の修得を到達目標とする。
履修のポイント及び留意事項
授業は1回完結型ではなく、各回が連動している。従って、欠席をすれば次回授業の内容が全く把握できなくなるので、欠席には十分注意をしてほしい。
講義日程
テーマ内容
第1週表計算の基本的活用方法ビジネスデータを活用しながら、表計算ソフト基本的な機能について復習する。
第2週ビジネスデータの基本ビジネスデータの基本的取り扱いについて理解する。
第3週データ集計1ビジネスデータの集計手法について理解する。
第4週データ集計2ビジネスデータを活用し、集計手法等について実践的に学ぶ。
第5週データ分析手法1ビジネス社会における様々な分析手法について理解する。
第6週データ分析手法2ドリルダウン分析等を通じて、データの分析手法を具体的に理解知る。
第7週データ分析手法3データ分析結果を資料としてまとめるまでの過程について理解する。
第8週データ分析理解度確認試験等を通じて、データ分析手法の理解度を確認する。
第9週データ分析手法4売上推移等の傾向分析手法を理解する。
第10週データ分析手法5重点管理項目等の分析手法を理解する。
第11週データ分析手法6商品や社員管理の分析手法を理解する。
第12週データ分析手法72変数間の関係性を分析する手法を理解する。
第13週データ分析手法83変数間の関係性を分析する手法を理解する。
第14週データ分析手法9マクロ機能等を通して、より詳細な分析テクニックを理解する。
第15週データ分析手法の総括ここまでで修得したデータ活用手法について、その理解度の確認を行う。

他の授業科目との関連
情報リテラシーBで表計算の基礎部分を行うので、その知識は本科目のベースとなる。
評価方法
提出課題、試験結果、取組み状況を総合的に評価する。
教科書
特定の教科書は使用しない。
参考図書
必要に応じて紹介する
オフィスアワー(授業相談)
いつでも受け付ける。
学生へのメッセージ
データの扱い方を知っておくことは、将来どのような職種に就くにしても、非常に重要な知識であるので、しっかりとした知識の修得に向けて努力してほしい。
準備学習の内容
毎回の課題内容は、次回授業につながっていくので、しっかりと理解しながら進めること。