講義コード 1421A
講義名 ムービーデザインI
(副題)
開講責任部署 全体
講義開講時期 春学期
講義区分
基準単位数 1
時間 0.00
代表曜日 木曜日
代表時限 3時限
開講学科 情報処理学科
必選別 選択
履修セメスター 第3セメスター
その他
担当教員

職種 氏名 所属
講師 ◎ 原田 慎吾 (指定なし)

講義概要
本講義では「ディジタルメディア活用B」を踏まえ、映像の撮影方法、編集方法及び、映像業界の知識を更に学んでいく。

インターネットや携帯端末の急速な普及と、家庭用の撮影機器(ディジタルカメラ・ディジタルビデオ等)の高性能化によって、映像コンテンツの制作が非常に身近のモノとなってきている。仕事の現場においても、プレゼンテーションや報告事項など当然のように動画が活用されており、動画は今後のディジタルコンテンツの中核を担うモノの一つである事は間違いない。
しかし、一般のユーザーとプロフェッショナルな現場では、どうしてもコンテンツの仕上がりに格差がある。コンテンツ制作に対する基礎知識の有無が一つの要因である。

本講義では、「ディジタルメディア活用B」で学んだ知識を活用し、更に高度なコンテンツ制作を経験する事により、ムービーデザインの理解値を更に深める。
到達目標
①ムービーコンテンツの現状を知る
②コンテンツ制作の企画から制作までを実践する
③ムービーコンテンツのデザイン方法を知る
履修のポイント及び留意事項
コンピュータ実習室で行う実習授業である。初回の授業からコンピュータを使用し各回毎に到達ポイントを設けて進む授業形式である。
講義日程
テーマ内容
第1週ムービーデザイン概要授業内容の紹介と
制作に必要な基礎項目の説明と復習
第2週ホームページの見出し映像制作①見出し映像を作成するための画コンテの作成。
第3週ホームページの見出し映像制作②作成したコンテをスキェンし各画像を切り取る。
第4週ホームページの見出し映像制作③切り取ったコンテ画像を編集ソフトで並べて動画コンテを作成する。
第5週映画のトレイラー制作①トレイラーを作成する映画の資料画像を収集する。
第6週映画のトレイラー制作②必要な文字情報等のデザインを行う。
第7週映画のトレイラー制作③オフライン作業(収集した画像を配置して仮編集を行う)
第8週映画のトレイラー制作④本編集作業(仮編集した映像にテロップ、効果、カラーコレクション処理を行う)
第9週ミュージッククリップ制作①クリップを作成する楽曲の資料画像、素材を収集する
第10週ミュージッククリップ制作②必要な文字情報等のデザインを行う。
第11週ミュージッククリップ制作③オフライン作業(収集した画像を配置して仮編集を行う)
第12週ミュージッククリップ制作④本編集作業(仮編集した映像にテロップ、効果、カラーコレクション処理を行う)
第13週合成実習①合成ソフトを使用した動画合成の実習。
第14週合成実習②合成ソフトを使用した動画合成の実習。
第15週総評完成したムービーを試写しながらの総評

他の授業科目との関連
本実習は「ディジタルメディア活用B(第2セメスター)」を受けた発展授業であるため、「ディジタルメディア活用B」を受講している事が望ましい。
評価方法
授業態度、課題提出状況、課題内容を総合的に評価する。
教科書
特になし
参考図書
特になし
オフィスアワー(授業相談)
メールにて受付
学生へのメッセージ
ムービーの作成はディジタルクリエイターを目指す学生だけでなく、全ての学生にとって、今後の情報社会に役立つ知識だと思います。興味のある学生は、是非チャレンジしてください。
準備学習の内容
授業で学習した内容はメモ、もしくはディジタル機器に分かり易くストックし、
準備学習として次の授業前に読みかえしておくこと。