講義コード 1217A
講義名 ディジタルメディア活用A
(副題)
開講責任部署
講義開講時期 春学期
講義区分
基準単位数 2
時間 0.00
代表曜日 金曜日
代表時限 3時限
開講学科 情報処理学科
必選別 選択
履修セメスター 第1セメスター
その他
担当教員

職種 氏名 所属
教授 ◎ 八尋 剛規 (指定なし)

講義概要
本講義では、ディジタルメディアを広義にとらえ、その特徴、活用方法、仕組みなど幅広く学ぶ。

情報発信を行う場合、これまでは「文字」が中心だったが、「文字」以上に訴求力があるのが写真や動画である。インターネットや情報端末の普及により、これらのメディアを利用した情報発信が容易になった。それゆえ、写真や動画を利用することが必須になっている。

デジタルカメラの普及によりその撮影は容易になったが、趣味や娯楽を越え、訴求力のある写真、正確さを求められる写真を撮影したり、動画を撮影するには、さまざまな知識と技術が必要になる。

本講義では、これら関連情報機器(デジタルカメラを中心に取り扱う)の基本的な仕組みから、活用方法、応用までを幅広く学ぶ。

また、本講義の内容を理解すれば、フォトマスター検定3級/2級の試験にも挑戦することが可能である。(試験は毎年11月に実施される)なお、フォトマスター検定受験予定者には、10月から11月にかけて別途試験対策講座を実施する。

到達目標
デジタルカメラの基本的な仕組みを理解できる。
デジタルカメラの基本的な撮影を行うことができる。
フォトマスター検定3級、2級合格。
履修のポイント及び留意事項
実際にデジタルカメラを用いた撮影実習を行います。スマートフォン内蔵のデジタルカメラでも大丈夫だが、できれば、コンパクトデジタルカメラを所有していることが望ましい。

講義日程として実践を数回組み入れているが、天候などの諸条件により
講義日程
テーマ内容
第1週デジタルとアナログの記録メディア
アナログメディアとデジタルメディアの違い、記録方法の違い・特徴について
第2週光とレンズ、CCD光の特徴とレンズの構造・特徴及びCCDの特徴
第3週レンズ
望遠と広角、F値、解像度
第4週シャッター速度と絞りシャッター速度、絞り
第5週露出自動露出、露出補正、マニュアル設定
第6週感度ISO感度
第7週撮影モード撮影モード(Auto,P,S,A)の使い分け
第8週フォーカスフォーカス、被写界深度、絞りなどの関係
第9週ホワイトバランスホワイトバランスのマニュアル設定場面
第10週ライティング照明の利用方法
第11週フィルターND,C-PLフィルターの利用
第12週実践(1)お気に入りの一枚を撮影する
第13週実践(2)素材を指定した撮影実践
第14週実践(3)テーマに沿った撮影実践(1)
第15週実践(4)テーマに沿った撮影実践(2)

他の授業科目との関連
Webデザイン、デジタルアート分野の関連科目
評価方法
課題提出状況、毎時間実施するミニ試験の結果、期末試験の結果で判断する。
教科書
使用しない。
参考図書
特になし。
オフィスアワー(授業相談)
講義時間及び会議以外で研究室にいる間。空いている時間であればいつでも可。
学生へのメッセージ
デジタルカメラに興味のある学生、デジタルカメラは所有しているが、うまく使いこなせない学生、将来デザイン・写真関係に就職を考えている学生諸君はぜひ受講してください。
準備学習の内容
Web(学生ポータル)上に公開している授業資料を事前に確認しておくこと。
授業用URL
http://yahiro-class.ftokai-u.ac.jp/~yahiro/class/photo/