講義コード 1403A
講義名 キャリアプラニングB
(副題)
開講責任部署 全体
講義開講時期 春学期
講義区分
基準単位数 2
時間 0.00
代表曜日 水曜日
代表時限 3時限
開講学科 両学科
必選別 選択
履修セメスター 第3セメスター
その他
担当教員

職種 氏名 所属
教授 ◎ 矢原 充敏 (指定なし)
教授 濱田 淳一 (指定なし)
准教授 宮川 幹平 (指定なし)

講義概要
 本講義は、進路に関して具体的な対策を中心とした指導を行うことを目的としている。授業は、就職と進学コースに分かれて実施する。各コースの概要は以下の通りである。
就職コース:
キャリアcareerとは、人が生涯において経験する職歴、及びその職業そのものを意味する。キャリア研究Aでは、職業に就くこと、いわゆる就職に関する理念や知識、あるいは就職活動に必要な実践的なテクニックやノウハウについて学んでいく。同時にまた、本研究を通じて、社会に参加することや貢献することへの意義、社会的な責任感や自立心の醸成、また自分らしい生き方や将来像への模索についても考えていく。

進学コース:
本講義は、編入を希望する学生に対し、個別指導をベースとして、編入学試験だけでなく、編入「後」に対応できる力を養成するための対策授業である。
まず、1年次に定めた進路目標をもとに、それぞれが希望する大学の入試に向け、志望理由書の作成指導や小論文作成指導、面接指導を実施するほか、学力試験(筆記試験)を課す大学を希望する場合には、その勉強法についてのガイドとその進捗の確認を行う。さらには編入学後を見据え、希望する分野に関する日常的な学習活動を課す。
また、ゼミ指導教員とも連携をとりながら、こまめな個別面談指導を行うことによって、学生自らが主体的に自らの進路に向けた活動を行えるよう支援していく。
到達目標
就職コース:
本講義では、以下の点に主な到達目標を置く。
(1)講義を通じて、自らがキャリア(就職)について考える能力を醸成する。
(2)キャリア(就職)についての知識と理解を深める。
(3)就職活動に関する実践的なテクニックやノウハウを習得する。

進学コース:
(1)編入学という自らの進路について、明確にその目的(志望理由、将来目標、編入後に学びたいことなど)を、文章及び口頭にて説明することができる。
(2)志望先(大学学部学科)の概要や特徴を、文章及び口頭にて説明することができる。
(3)志望先において専攻する学問分野の概要や研究課題、社会との関わり等について、文章及び口頭にて説明することができる。
(4)受験先・受験日程とその対策を含めた受験計画を立案し、その目標達成に向けて主体的に活動することができる(筆記試験に向けた学力強化を含む)。
履修のポイント及び留意事項
就職コース:
真摯な姿勢で受講することを求める。また本講義では、授業外での普段からの地道な努力が不可欠である。

進学コース:
編入学を希望する学生は全員履修することが求められる。
また、授業時間にとどまることなく、主体的かつ日常的な学習活動を行うことが必要不可欠である。
なお、志望先によってクラス分けを行う予定である。下記の講義日程については、クラスによって細かい差異が生じる可能性があることを予め承知されたい。
講義日程
テーマ内容
第1週ガイダンス授業の進め方、進路に関するアンケート調査などを実施、クラス分けを行う。
第2週進路研究(1)就職:職業に就くことの意味と意義

進学:編入学試験の日程確認と受験に向けた対策計画を立案すると共に、志望理由書・小論文の記述技法について確認する。
第3週進路研究(2)就職:景気と雇用状況の現況、就職活動の進め方

進学:個別の面接指導(授業外での学習報告を含む)とともに、設定したテーマに基づく小論文作成練習に取り組む(添削指導を含む)。
第4週進路研究(3)就職:業界別研究

進学:個別の面接指導(授業外での学習報告を含む)とともに、設定したテーマに基づく小論文作成練習に取り組む(添削指導を含む)。
第5週進路研究(4)就職:業界別研究

進学:個別の面接指導(授業外での学習報告を含む)とともに、設定したテーマに基づく小論文作成練習に取り組む(添削指導を含む)。
第6週進路研究(5)就職:履歴書・エントリーシート作成のノウハウ

進学:個別の面接指導(授業外での学習報告を含む)とともに、設定したテーマに基づく小論文作成練習に取り組む(添削指導を含む)。
第7週進路研究(6)就職:個人面談による相談会

進学:各人の試験対策状況について中間報告を行う。
第8週進路研究(7)就職:模擬面接(個人)

進学:過去問題に基づいた模擬試験と対策授業を行う。あわせて、面接指導を行う。
第9週進路研究(8)就職:模擬面接(個人)

進学:過去問題に基づいた模擬試験と対策授業を行う。あわせて、面接指導を行う。
第10週進路研究(9)就職:模擬面接(グループ形式)

進学:過去問題に基づいた模擬試験と対策授業を行う。あわせて、面接指導を行う。
第11週進路研究(10)就職:就職試験対策

進学:過去問題に基づいた模擬試験と対策授業を行う。あわせて、面接指導を行う。
第12週進路研究(11)就職:就職試験対策

進学:過去問題に基づいた模擬試験と対策授業を行う。あわせて、面接指導を行う。
第13週進路研究(12)就職:就職試験対策

進学:過去問題に基づいた模擬試験と対策授業を行う。あわせて、面接指導を行う。
第14週進路研究(13)就職:活動報告の作成と提出

進学:過去問題に基づいた模擬試験と対策授業を行う。あわせて、面接指導を行う。
第15週まとめ最終的なまとめと今後の受験対策についての確認を行う。

他の授業科目との関連
「フレッシュマンゼミナール」「キャリアプラニング」を中心として、履修した各科目で身につけた主体的な学習姿勢が問われる。

その他、自らの志望分野に関連した授業科目とは強く関連する。
評価方法
進路に向けた活動全般を、授業外活動を含め、総合的に評価する。
具体的には
・業界研究や受験計画の立案とその取り組みの状況
・履歴書や志望理由書の内容及び改善状況
・筆記試験対策や小論文課題の内容及び改善状況
・面接模擬試験の内容及び改善状況
を中心に評価する。
教科書
就職:
『短大生の就活編』(ディスコ)※本テキストは、1年次の「キャリアプラニング」で使用した教科書である。既に1年次に購入しているものは、新たに購入する必要がないので注意。

進学:
特定の教科書は使用しない。
参考図書
授業内において、各人の志望分野に関連した書籍・資料等を適宜紹介する。
オフィスアワー(授業相談)
いつでも受け付ける。
学生へのメッセージ
就職するにしても、進学するにしても、人生においては大きな選択となります。本講義を通じ、進路について担当教員と一緒に考えると共に、将来の人生設計を描いてみよう。
準備学習の内容
授業時間以外での進路に向けた活動が重要となるので、次回授業に向けた自主的活動を行うこと。