講義コード 1209J
講義名 スポーツ理論及び実習B
(副題)
開講責任部署 全体
講義開講時期 秋学期
講義区分
基準単位数 1
時間 0.00
代表曜日 月曜日
代表時限 5時限
開講学科 両学科
必選別 選択
履修セメスター 第2セメスター
その他
担当教員

職種 氏名 所属
准教授 ◎ 北濱 幹士 (指定なし)

講義概要
 スポーツは、音楽や美術、芸能や演劇などと同じように、現代生活で欠くことのできない、「文化」になった。ややもすると、これまでのスポーツは、「より速く、より高く、より強く」と表現されるような、「秀でていること」、「勝つこと」、「優勝すること」を好しとする傾向が強くあり、それが、郷土や母校、さらには国の誇りだと賛美されることが日常的に行われてきた。また、スポーツなど身体を動かすことが、健康の維持・増進、ストレス解消、心身の鍛錬などの「役立つ手段」としての価値が尊ばれてきた。しかし、最近の傾向は、都市マラソンに見られるようにスポーツをすることはそれを通して「生きていることの幸せ」や「生きがい」を求める「楽しみ」の行為であり、個々人のライフスタイルになってきている。
 こうした理解を背景に、本授業では 代表的なスポーツ種目を複数取り上げ、基本的技術を習得したり、ゲームを楽しむことを経験しながらそれぞれの持つ「楽しさ」の要素である「プレイエレメント」や「ルール」などを確認する。
 授業4週目から7週目においてはテニスを、8週目から11週目においてはバレーボールを、12週目から14週目においてはフィットネスを実施する。
 この授業を通して、誰もが、生涯にわたってスポーツを楽しむことを意味する「スポーツ・フォア・オール(Sports for all)」の実践に繋がることを期待する。
到達目標
1)テニス、バレーボール、フィットネスの基礎的ルール・方法を理解する。
2)テニス、バレーボール、フィットネスを楽しむのに必要な技術を習得する。
3)テニス、バレーボール、フィットネスの「楽しさ」の要素である「プレイエレメント」について理解する。
 スポーツを行うための準備運動や、トレーニングのしかたについて、基本的知識と方法を習得する。
履修のポイント及び留意事項
体育・スポーツ系での編入を希望する者は必ず履修する事
 1.集合・実施場所について:担当教員の指示による。雨天時の場合は事前にWeb掲示板を確認しておく事。
 2.服装について:スポーツをする為、汗をかいてもよい服装。スポーツウェアが望ましい。
 3.更衣室について:コモンホール2階の更衣室を利用すること。
 4.貴重品について:貴重品は、個人で管理する事。紛失・盗難にあった場合でも責任は負いかねる
 5.個人物品について:コモンホール内(靴箱、更衣室)に私物を放置しない事。学期末に全て処分する。

【更衣ロッカーの利用を希望する場合は、守衛室で学生証を掲示・貸し出し簿に記入して鍵を借りる事】
講義日程
テーマ内容教室
第1週ガイダンス授業の進め方、評価方法等の説明コモンホール
第2週ストレッチ他ストレッチ、ウエイトマシンの使用方法等コモンホール
第3週体力測定他体力測定コモンホール
第4週テニスルール概説、基本技術(フォアハンド・バックハンドストローク)テニス
第5週テニス基本技術(サーブ)テニス
第6週テニス基本技術(フォアハンド・バックハンドボレー)テニス
第7週テニス総合テクニック 試合テニス
第8週バレーボールルール概説、基本技術(レシーブ、トス、サーブ)コモンホール
第9週バレーボール基本技術(スパイク、ブロック)コモンホール
第10週バレーボール基本技術の応用コモンホール
第11週バレーボール総合テクニック 試合コモンホール
第12週フィットネスエアロビクス運動
コモンホール
第13週フィットネスウエイトマシン、体幹トレーニング

コモンホール
第14週フィットネスコーディネーショントレーニング

コモンホール
第15週実習のまとめ学期末レポートに関してなどコモンホール

他の授業科目との関連
健康とスポーツ(共通科目)
スポーツ理論及び実習A(同上)
評価方法
課題、授業態度などを総合的に判断する。尚、評価の方法詳細はガイダンス時に提示する。
教科書
健康・フィットネスと生涯スポ―ツ 大修館書店
参考図書
特になし
オフィスアワー(授業相談)
月曜1、2時限目、水曜1、2時限目、木曜3、4時限目
学生へのメッセージ
 東海大学建学の精神の一つに、「若き日に汝の体躯を養え」がある。
思想を培い、知能を磨くのと同様、健康な身体作りにも取り組んでもらいたい。
準備学習の内容
本科目の最終目標は、生涯にわたってスポーツを楽しむことを意味する「スポーツ・フォア・オール(Sports for all)」の実践です。スポーツを楽しむ事ができるように、常日頃から自己の体調管理に気をつけてください。