講義コード 1002A
講義名 医療事務I
(副題)
開講責任部署 全体
講義開講時期 春学期
講義区分
基準単位数 2
時間 0.00
代表曜日 水曜日
代表時限 5時限
開講学科 情報処理学科
必選別 選択
履修セメスター 第1セメスター
その他
担当教員

職種 氏名 所属
非常勤講師 ◎ 鉦打 架澄 (指定なし)

講義概要
生活環境が変わっても「一生続けられる仕事がしたい」と考える女性に人気の『医療事務』。この授業では初めて医療事務について学ぶ方も安心のカリキュラムが整っている。
◆医療事務は、病院・クリニック等医療機関の事務職で、各部署での患者様応対から医療費の計算、さらには医師や看護師のサポート等がその主な業務内容になる。「技術」や「知識・経験」が医療機関で活用できる上、確実に「キャリア」になる専門職である。
◆勤務形態も正社員、派遣、パートなど幅広く、結婚・出産をした後でも復帰できる息の長い仕事である。また、子育てと両立しながら働く女性も多く、その時のライフスタイルに合わせた長期的な勤務が出来る点も魅力の一つである。
◆医療事務の資格やスキルは、どこへ行っても通用する。病院は全国にある為、全国に職場があるようなもの。さらに、景気に左右されない医療機関の数は常に安定していて、医療事務職員の数も右肩上がり。もし将来引越し等があっても職場探しの苦労が少なくて済むのも特徴。
本授業では全講義終了後、検定試験を実施し、合格者は「医療事務検定試験」合格として医療事務の資格を取得できる。したがって、全講義日程にしっかり出席し、理解を進めていく必要がある。
到達目標
検査までの会計欄の作成を中心に受付業務に関する知識について学ぶことが出来る。
履修のポイント及び留意事項
診察や治療にかかる費用の計算方法を学びながら、「会計欄」と呼ばれる受付で必要な請求書類の記載を中心に進める。実際に計算を行なう為電卓が必要。
講義日程
テーマ内容
第1週オリエンテーション授業の進め方、医療保険、医療事務
第2週基本診療料初診料・再診料
第3週基本診療料初診料・再診料
第4週医学管理医学管理等の算定
第5週在宅医療在宅医療
第6週投薬(外来)薬価基準、薬剤の区分とカルテ表示、投薬料の構成
第7週投薬(入院)投薬料の算定、処方せん料
第8週注射(外来)注射の算定、注射点数算定の原則
第9週注射(入院)特殊注射、注射実施料の加算、特定保険医療材料
第10週検査(A)点数表の構成と通則、検体検査料
第11週検査(A)生体検査料、検査依頼書
第12週検査(B)検体検査料における加算、病理診断
第13週検査(B)検査についての補足
第14週総復習問題演習・解説・質疑応答
第15週総復習問題演習・解説・質疑応答

他の授業科目との関連
医療事務Ⅱの基礎科目となる。(必須)
評価方法
出席状況、試験結果等を元に、総合的に判断する。
教科書
日本医療事務協会オリジナルテキストを使用。
参考図書
特に無し。
オフィスアワー(授業相談)
講義時間の前後。
学生へのメッセージ
講義内容を理解するには、毎回の出席が重要である。
準備学習の内容
テキストに事前に目を通しておくとより効率よく学ぶことが出来る。