講義コード 1422J
講義名 ムービーデザインII
(副題)
開講責任部署 全体
講義開講時期 秋学期
講義区分
基準単位数 1
時間 0.00
代表曜日 火曜日
代表時限 4時限
開講学科 情報処理学科
必選別 選択
履修セメスター 第4セメスター
その他
担当教員

職種 氏名 所属
講師 ◎ 原田 慎吾 (指定なし)

講義概要
本講義では「ディジタルメディア活用B」「ムービーデザインⅠ」を踏まえ、映像の撮影方法、編集方法及び、映像業界の知識を更に学んでいく。

インターネットや携帯端末の急速な普及と、家庭用の撮影機器(ディジタルカメラ・ディジタルビデオ等)の高性能化によって、映像コンテンツの制作が非常に身近のモノとなってきている。また、ソフトウェアやそれを使用するハードウェアも高性能で比較的安価になり、個人レベルで映像編集が行える環境を構築する事が容易になった。仕事の現場においても、プレゼンテーションや報告事項など当然のように動画が活用されており、動画が今後のディジタルコンテンツの中核を担うモノの一つである事は間違いない。

本講義では、「ムービーデザインⅠ」で学んだ知識を活用し、更に高度なコンテンツ制作(エフェクトやモーショングラフィックス)を実習する事により、ムービーデザインの理解値を深めるとともに、その技術を習得する。
到達目標
①ムービーコンテンツの将来を考察する。
②動画エフェクトおよびモーショングラフィックスを理解する
③ムービーコンテンツのデザインを実践する
履修のポイント及び留意事項
「ムービーデザインⅠ」を受講している事を履修条件とする。
コンピュータ実習室で行う実習授業である。初回の授業からコンピュータを使用し各回毎に到達ポイントを設けて進む授業形式である。従って、きるだけ欠席せずに受講することが必要である。
講義日程
テーマ内容
第1週ムービーデザイン概要授業内容の紹介と
制作に必要な項目の説明と復習
第2週VP制作_A①(文字コンテ作成)映像の構成を整理して文章にまとめる。
第3週VP制作_A②(ナレーション作成)構成(文字コンテ)からナレーションを抜粋して録音する。
第4週VP制作_A③(素材の収集)文字コンテ・ナレーションをベースに映像を構成する際の、関連資料の収集と取材を行う。
第5週VP制作_A④(仮編集作業)仮編集(オフライン作業)をナレーションをベースとして行う。
第6週VP制作_A⑤(本編集作業)仮編集をベースに合成、文字入れ等の本編集を行う。
第7週実験映像制作①(構成)デジタルカメラを使用したコマ撮り映像を作成するための構成作成と必要素材の準備。
第8週実験映像制作②(撮影)デジタルカメラでの撮影とコマ撮りタイミングを考慮した編集作業。
第9週実験映像制作③(編集)デジタルカメラでの撮影とコマ撮りタイミングを考慮した編集作業。
第10週VP制作_B①(文字コンテ作成)映像の構成を整理して文章にまとめる。
第11週VP制作_B②(ナレーション作成)構成(文字コンテ)からナレーションを抜粋して録音する。
第12週VP制作_B③(素材の収集)文字コンテ・ナレーションをベースに映像を構成する際の、関連資料の収集と取材を行う。
第13週VP制作_B④(仮編集作業)仮編集(オフライン作業)をナレーションをベースとして行う。
第14週VP制作_B⑤(本編集作業)仮編集をベースに合成、文字入れ等の本編集を行う。
第15週総評完成したムービーを試写しながらの総評

他の授業科目との関連
本実習は「ディジタルメディア活用B(第2セメスター)」及び「ムービーデザインⅠ(第3セメスター)」を受けた発展授業であるため両講義を受講している事が望ましい。
評価方法
課題提出、授業態度、出席状況、試験結果などを総合的に評価する。
特に課題と出席は重視する。
教科書
特になし
参考図書
特になし
オフィスアワー(授業相談)
メールにて受付
学生へのメッセージ
ムービーの作成はディジタルクリエイターを目指す学生だけでなく、全ての学生にとって、今後の情報社会に役立つ知識だと思います。興味のある学生は、是非チャレンジしてください。一緒に楽しみながらコンテンツ制作を行いましょう。
準備学習の内容
授業で学習した内容はメモ、もしくはディジタル機器に分かり易くストックし、
準備学習として次の授業前に読みかえしておくこと。