講義コード 9921J
講義名 フランス語II
(副題)
開講責任部署 全体
講義開講時期 秋学期
講義区分
基準単位数 1
時間 0.00
代表曜日 水曜日
代表時限 2時限
開講学科 両学科
必選別 選択必修
履修セメスター 第4セメスター
その他
担当教員

職種 氏名 所属
教授 ◎ 真下 仁 (指定なし)

講義概要
 フランス語の第二回目の授業。本短大のフランス語は、まず何よりも会話力の養成を目的として構成されている。文法等も会話に必要な表現に限定し、できる限り実践的な形で基本的な会話が修得出来るように、直線的に各レッスンを第一課から順番に教えるのではなく、必要に応じて何度でも最初の課に戻りながら、複線的にそして繰り返しを基本に授業は行っていく。
 フランス及びフランス語に親しみ、終わった後も自分自身でさらにフランス語を学びたいという意識を涵養するような授業となることを期待している。



到達目標
 前期セメスターである程度フランス語になれた学生が、実際にフランスへ旅行に行った際、簡単な自己紹介をするのに必要な表現が素早く作れるようにすることを到達目標とする。
履修のポイント及び留意事項
 フランス語 Iを履修することが望ましい。
講義日程
テーマ内容
第1週復習 I フランス語Iで学んだことの復習。挨拶と簡単な自己紹介、注文や支払い表現。
第2週復習 II フランス語でどこまで表現できるか。数字の確認と、時間や季節の表現の確認。
第3週動詞の活用 頻度の高い不規則動詞の活用を徹底的に復習する:etre, avoir, aller・・・
第4週自己紹介 出会いの場をシュミレーションして、その場に合った自己紹介を覚える。名前、住所、出身、趣味等の表現に必要な語彙を充実 させる。
第5週買い物 買い物の際に必要な表現 文法:冠詞、その種類と意味の違い。形容詞、その形と位置について、英語との違いを比較しながら覚える。
第6週レストラン1 注文からメニューの見方まで、必要な単語を学ぶ。特に、メニューにおける独特の表現。文法:冠詞の高度な理解、分量表現を学ぶ。
第7週レストラン2 レストランの場面をシミュレーションして、学生同士が互いに役割を代えて会話の練習をする。
第8週中間テストどこまでフランス語表現に慣れたかを計る、簡単な会話中心の確認試験。
第9週家族の紹介 家族の職業、年齢、関係を示す表現。文法:所有形容詞mon, ton, son・・・特に英語との違いを理解する
第10週 街の見学1 町に出て、様々な場所を見学し、店に入り買い物をする。文法:語彙の充実。様々な建物、店、そこで働く人々に関する語彙を増やす。
第11週街の見学2 見学の場面をシミュレーションして、学生同士が互いに役割を代えて会話の練習をする。Louvre美術館を訪ねる。
第12週街の見学3見学の場面をシミュレーションして、学生同士が互いに役割を代えて会話の練習をする。セーヌ川を散歩する。
第13週自己紹介を完成する1フランス人と会話する場面をシミュレーションし、自己紹介の内容を自分自身で作る。
第14週自己紹介を完成する2前回作成したシミュレーションを、学生同士で、役割を変え練習し、課題を見つけ、より内容・表現を高める。
第15週まとめ全員の前で、最終的に出来上がった自己紹介のプレゼンテーションを行う。

他の授業科目との関連
地域文化圏地域研究(ヨーロッパ)等も履修し、言葉を文化の面からも考えてほしい。
評価方法
出席 (どれだけ普段予習と復習をしているか、の評価点も入る) 50%
豆テスト 20%
最終テスト 30%
教科書
『SALUT!』、田辺保子他、駿河台出版

ISBN番号
フランス語Iと同じ教科書。ISBN 978-4-411-00815-2
参考図書
必要な参考図書等は、その都度周知させると共に、必要な資料はコピーして配布する。
オフィスアワー(授業相談)
いつでもOKです。
学生へのメッセージ
アジア文化だけでなく、ヨーロッパの文化や言語に関しても、好奇心を持って、色々の事に挑戦してください。
準備学習の内容
授業の復習をしっかり行い、新たな授業に備えること。