講義コード 1435A
講義名 観光交通論
(副題)
開講責任部署 全体
講義開講時期 春学期
講義区分
基準単位数 2
時間 0.00
代表曜日 月曜日
代表時限 5時限
開講学科 国際文化学科
必選別 選択
履修セメスター 第3セメスター
その他
担当教員

職種 氏名 所属
講師 ◎ 柏木 翔 (指定なし)

講義概要
  観光産業のグローバル化は交通産業の発展に比例していると考えられる。現在では、鉄道、航空機、リニアの誕生や大量輸送時代を経て、本来の目的である安全な移動だけではなく、接客や快適性、食事の質等を追求し、交通にも経験という付加価値が求められる時代へと変わってきている。またLCCやクルーズトレインを例に、多様なビジネスモデルやマネジメント戦略も交通産業の発展に更なる拍車をかけている。
  本講義は観光行動に欠かせない交通産業に焦点を当てていく。特に交通機関を道路、線路、海路、空路の四カテゴリーに分類し、それぞれの発展過程、現状、今後の成長等を言及し、各交通機関の特性や交通機関同士の関係性についての理解を深めていく。
  また国際間、国内間、地域間における交通ネットワーク、人および物の流れ、規制等の問題点を取り上げ、交通機関のマネジメント戦略や新テクノロジーの開発について考察する。
到達目標
1.道路、線路、海路、空路の特性を説明できる
2.国際、国内、地域の交通ネットワークの構造を比較できる
3.交通機関のマネジメント戦略を分析できる
履修のポイント及び留意事項
授業内での意見や質問等の発言及び積極的な参加姿勢を強く奨励し、高く評価する。
講義日程
テーマ内容
第1週ガイダンス講義内容、到達目標、評価基準の紹介
第2週観光と交通①交通サービス産業の過去、現在、未来
第3週観光と交通②交通輸送の種類と特徴
第4週観光と交通③観光産業の中での交通機関の役割及び重要性
第5週航空産業の特徴①航空産業の発展と現状
第6週航空産業の特徴②航空産業のネットワーク構造
第7週航空産業ビジネス①LCCとFSC
第8週航空産業ビジネス②アライアンス
第9週航空産業ビジネス③フリークエントフライヤープログラム
第10週試験①第一回目から第九回目の講義内容から出題
第11週航空産業ビジネス④航空の自由化と航空ビジネス(イールドマネジメント、フリートプロキュアメント)
第12週鉄道交通鉄道輸送の発展と観光産業への影響
第13週地上交通地上交通による都市開発と持続可能性の展望
第14週水上交通水上交通の発展と観光目的地への影響
第15週まとめ全講義の総括、試験対策

他の授業科目との関連
「国際観光論」や「観光とレジャー」をあらかじめ受講していることが望ましい。
評価方法
出席15%、授業貢献度(発言、参加姿勢、態度等)15%、試験①30%、定期試験40%
教科書
特になし。
参考図書
特になし。
オフィスアワー(授業相談)
随時対応します。メールでも対応します。
学生へのメッセージ
自発的に学習をすることを求めます。
準備学習の内容
毎授業終了時に授業内容に関する問題をレポートにまとめ提出してもらう。