講義コード 1285J
講義名 スポーツマネジメント論A
(副題)
開講責任部署 全体
講義開講時期 秋学期
講義区分
基準単位数 2
時間 0.00
代表曜日 水曜日
代表時限 2時限
開講学科 国際文化学科
必選別 選択
履修セメスター 第2セメスター
その他
担当教員

職種 氏名 所属
講師 ◎ 北濱 幹士 (指定なし)

講義概要
 マネジメントの定義はさまざまあるが、「ある目的のために、ヒト・モノ・カネ・情報を効果的に経営・管理すること」と一応の定義をした上で、「スポーツ」の分野におけるマネジメントについて理解を深めるための「マネジメント概論」の各論として開講する。
 本授業では、「イベント」について扱う。
 人生はイベントそのものであり、そのイベントの内容や質が、われわれの記憶に残る思い出と大いに関わる。私たちの周りには誕生日や結婚式など家族や親せきが中心のイベントだけでなく、祭りや年中行事のように地域に根ざすイベントの他、野球やサッカー、市民マラソンなどのスポーツ・レクリエーションイベントも多い。
 授業前半では、イベントの定義や歴史の解説からスタートして、どのようなイベントが注目を集めているかなどを紹介する。後半では、イベントをどのように企画し、運営したら良いかについて解説した上で、実際にイベントをプランニングしてもらう。このプロセスを通して、PDCAサイクル、つまりPlan(計画)、 Do(実施)、Check(点検)、Action(見直し)の重要性を実践的に学ぶ。
到達目標
マネジメントにおけるイベントの重要性を理解する。
社会には、多種多様なイベントがあることを理解する。
自らイベントを企画・立案することを通して、PDCAサイクルについて理解する。
履修のポイント及び留意事項
体育・スポーツ系での編入を希望する者は必ず履修する事。
できるだけ欠席をしないこと。(途中で欠席すると、理解がしにくくなる)
パワーポイントや板書の内容を丸写しするのではなく、自分で感じ考えたこと、疑問におもったことなどを加えたノートテーキングを望む。
講義日程
テーマ内容
第1週ガイダンス授業概要(全体の構成、進め方、評価等)についての説明
第2週イベントの定義イベントの定義に関しての考察
第3週イベントの歴史イベントの歴史に関しての考察
第4週イベントの種類パーソナルイベントからメガイベントまで
第5週現代社会におけるイベント①日本で行われているイベントについての考察
第6週現代社会におけるイベント②世界各国で行われているイベントについて
第7週中間試験
第8週イベント企画概念イベント企画に纏わる概念、留意点など
第9週イベント企画要素イベントを企画する際に必要となる要素についての考察
第10週ミッション、ゴール、オブジェクティブイベント理念に関しての考察
第11週ニーズ、スケジューリングイベントに期待されるニーズとは、イベントスケジューリングに関しての考察
第12週プロモーション広報の手法について
第13週エヴァリュエーションイベント評価に関して
第14週課題発表①イベント企画発表
第15週課題発表②、授業のまとめイベント企画発表、まとめ

他の授業科目との関連
スポーツマネジメント概論がベースとなる。
スポーツマネジメント論Bでは、「施設」を扱う。スポーツマネジメント実習A、Bは、スポーツ種目を取り上げ、マネジメントの理解を深める科目である。
評価方法
出席、試験、課題、授業態度などを総合的に判断する。尚、評価の方法詳細はガイダンス時に提示する。
教科書
使用しない
参考図書
特になし
オフィスアワー(授業相談)
講義、実習、会議以外であればいつでも可。
尚、メールでも随時、質問、相談等受け付ける(kitahama@ftokai-u.ac.jp)
学生へのメッセージ
数多くの「経験」、「出会い」が個々の視野を広げ、世界観・人生観を確立させてくれます。色々な事柄に挑戦して、自身の「希望を星につなげ」て下さい
準備学習の内容
普段から社会での動向に気をつけて、新聞・ニュース等で情報を入手しておく事が望ましい。