講義コード	1284A
講義名	スポーツマネジメント概論
(副題)
開講責任部署	全体
講義開講時期	春学期
講義区分
基準単位数	2
時間	0.00
代表曜日	水曜日
代表時限	１時限
開講学科	国際文化学科
必選別	選択
履修セメスター	第1セメスター
その他
担当教員
職種 氏名 所属 講師 ◎ 北濱　幹士 （指定なし）

講義概要

『もし高校野球の女子マネジャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』という書籍が、ベストセラーになり、マンガやテレビアニメ、映画化された。この現象に代表されるように、マネジメントは従来のビジネスの世界だけでなく、私たちの生活の中でも不可欠な、「知らないでは済まされない」概念になってきた。 　　マネジメントの定義はさまざまあるが、「ある目的のために、ヒト・モノ・カネ・情報を効果的に経営・管理すること」と一応の定義をした上で、本講義では、「スポーツ」の分野におけるマネジメントについて概説する。前半は、マネジメントの歴史や概念を検討し、後半は実際場面でマネジメントがどう行われているかについて紹介し、最後にこれからのマネジメントがどのように進化・発展するかについて検討する。

到達目標

マネジメントの基礎的概念について理解する。 マネジメントの代表的な理論について理解する。 スポーツ分野におけるマネジメントの必要性について理解するマネジメント及スポーツの実際場面においてどのようにマネジメントが行われているかを理解する。 これからのマネジメントはどのように進化するかについて理解する。

履修のポイント及び留意事項

体育・スポーツ系での編入を希望する者は必ず履修する事。 できるだけ欠席をしないこと。（途中で欠席すると、理解がしにくくなる） パワーポイントの内容を丸写しするのではなく、自分で感じ考えたこと、疑問におもったことなどを加えたノートテーキングを望む。

講義日程

週 テーマ 内容 第1週 ガイダンス 授業概要（全体の構成、進め方、評価等） 第2週 スポーツ＆レジャーにおけるマネジメント スポーツ＆レジャーの領域におけるマネジメントの必要性について解説 第3週 マネジメントの考え方とその変遷 マネジメントの考え方とその変遷について代表的な理論について解説 第4週 人的資源とその開発 コミュニケーション、モチベーション、個人能力の開発について解説 第5週 リーダーシップと組織 リーダーシップ論及び個人と組織の関係などについて解説 第6週 戦略的プランニング 戦略的プランニングの考え方、手法などについて解説 第7週 マーケティングと広報 マーケティング概念及び広報の方法などについて解説 第8週 中間試験 第9週 スポーツの多様化と商業化 多様化するスポーツ及び商業化するスポーツについて解説 第10週 日本と諸外国におけるプロスポーツ 日本と諸外国のプロスポーツをマネジメントの視点から考察 第11週 地域振興とスポーツ＆レジャー 地域振興の役割を担うスポーツ＆レジャーについて解説 第12週 経済成長とスポーツ＆レジャー 経済成長の役割を担うスポーツ＆レジャーについて解説 第13週 リスクマネジメント スポーツにおけるリスクマネジメントについて解説 第14週 マネジメント倫理 スポーツにおけるマネジメント倫理について解説 第15週 これからのマネジメント これからのマネジメントの必要性などについて探求

他の授業科目との関連

スポーツマネジメント論A～Bの基礎となるコア科目である。 スポーツマネジメント実習A、Bは、スポーツ種目を取り上げ、マネジメントの理解を深める科目である。

評価方法

出席、試験、課題、授業態度などを総合的に判断する。尚、評価の方法詳細はガイダンス時に提示する。

教科書

教科書は使用しないが、必要な参考文献についてはそのつど紹介する。

参考図書

特になし

オフィスアワー(授業相談)

講義、実習、会議以外であればいつでも可。 尚、メールでも随時、質問、相談等受け付ける（kitahama@ftokai-u.ac.jp）

学生へのメッセージ

数多くの「経験」、「出会い」が個々の視野を広げ、世界観・人生観を確立させてくれます。色々な事柄に挑戦して、自身の「希望を星につなげ」て下さい

準備学習の内容

普段から社会での動向に気をつけて、新聞・ニュース等で情報を入手しておく事が望ましい。