講義コード 1417J
講義名 2DCGデザイン
(副題)
開講責任部署 全体
講義開講時期 秋学期
講義区分
基準単位数 1.00
時間 0
代表曜日 木曜日
代表時限 3時限
開講学科 情報処理学科
必選別 選択
履修セメスター 第2セメスター
その他
担当教員

職種 氏名 所属
教授 ◎ 伊津 信之介 (指定なし)
講師 原田 慎吾 (指定なし)

講義概要
CGはコンピュータグラフィックス(Computer Graphics) の略語である。このCG制作を実習によって実践的に理解してもらうのがCG実習1の目的である。CG発展の歴史をさかのぼれば30年以上前の1960年に 建造されたボーイング737が、世界で初めてCAD/CAMによって設計されたジェット旅客機である。そのドローイング機能を芸術表現に転用した創造的作 画がコンピュータ・アートである。それ以降、コンピュータの発達に伴い、CG制作の環境も豊かになってきた。
 現在のテレビ放送や劇場映画ではCG技術は必要不可欠なものになっている。それ以上にCGの扱いが視聴者や観客の数を左右している。そして各種コン ピュータゲームでもCGがゲームの善し悪しを決定する要素になっている。このように芸術から娯楽、そして企業活動にまでCGが果たす役割は図り知れない。 このCG制作の基本である二次元CGの二つの要素を実習を通じて理解してもらいたい。
 まずAdobe PhotoShopよるビットマップ・グラフィックスの制作と画像編集技術をマスターしていく。
到達目標
この授業では、平面の画像を制作・編集するツールとして、PhotoshopとIllustlatorの用いて実践的にその扱いに習熟し、意図したグラフィックが制作できる。
履修のポイント及び留意事項
毎日の生活の場で2DCGがどのように活用されているか意識すること。
講義日程

2DCGデザイン
テーマ内容
第1週CGの発達と現状2DCGの特徴とCG技術の発達と現状をDVDで概説
第2週PhotoshopとはAdobe PhotoShopの画面構成と基本操作
第3週グリーティングカード制作色の設定と選択範囲:基色の選択と塗り操作、グラデーションの編集、選択の基本操作、アレンジテクニック
第4週A4版フライヤー制作(1)プランニングとデザインおよび下書き
第5週A4版フライヤー制作(2)画像の補正 色補正機能
第6週中間テスト2次元CG制作の基本概念
第7週CDジャケット制作(1)写真の補正、レイヤー機能
第8週CDジャケット制作(2)フィルタ、フィルタによる特殊効果
第9週CDジャケット制作(3)レイヤーを使った写真の合成
第10週ネームカード制作(1)デザインと制作方針
第11週ネームカード制作(2)使用するツールの決定と制作
第12週ネームカード制作(3)印刷とカッティング
第13週応用2DCG(1)テーマに応じたメディアとツールを用いた応用制作
第14週応用2DCG(2)テーマに応じたメディアとツールを用いた応用制作
第15週まとめ2DCGを振り返って


他の授業科目との関連
グラフィックデザイン基礎
評価方法
提出課題と積極性
教科書
授業資料(moodle)
参考図書
特になし
学生へのメッセージ
好きこそものの上手なり!