講義コード 0832J
講義名 韓国語コミュニケーションII
(副題)
開講責任部署 全体
講義開講時期 秋学期
講義区分
基準単位数 1.00
時間 0
代表曜日 火曜日
代表時限 4時限
開講学科 国際文化学科
必選別 選択
履修セメスター 第2セメスター
その他
担当教員

職種 氏名 所属
教授 ◎ 林 大仁 (指定なし)
非常勤講師 李 昭知 (指定なし)

講義概要
 本授業では、韓国語コミュニケーションIから得た成果を下に、日常会話において、頻度の高い単語や表現を重点的に学習していく。頻度の高い単語や表現というのは、その国の言葉や表現において中心概念を形成することが多く、それらを正確に学習することは、今後の学習、韓国語コミュニケーションIII、IVとの連携を考えた時に、大変重要である。従って、本授業では、単語や表現などの正確な意味を理解、把握し、それらを会話表現として活用できる能力を身につけることを心がけてやっていきたい。
 
 具体的には、頻度の高い単語と会話表現を組み合わせ、それらを会話表現として作り、その表現を繰り返し、練習していく。単語は、韓国国立国語研究院の語彙調査の結果を利用し、頻度上位語Aグループに載っているものを中心に学習していく。会話表現は、各種基本表現の熟知とともに、それらの基本表現の応用形を学習する。

 毎回の授業では、まず、その授業に使われる単語の意味や、取り上げることになる会話表現の意味解説を行った後、その会話表現に対して、役割を変えながら練習を重ねていく。会話表現の練習が一通り終わると、その会話表現を使った応用表現の練習なども行う。
到達目標
1.日常生活の中で使われる、頻度の高い単語や表現の30%を理解し、使えるようになる。
2.約50個の日常会話表現の意味を理解し、会話の中で使えるようになる。
3.それぞれの単元で取り上げられる表現だけでなく、その表現を応用することのできる力を身につける。
4.本授業で取り上げる単語や会話表現の聞き取りが出来るようになる。
履修のポイント及び留意事項
表現一つ一つの使われる状況などをしっかり理解・把握し、それぞれの状況に合った表現を使えるように覚えていくのが重要
講義日程

テーマ内容
第1週講義概要説明本授業の概要、趣旨、目標などを説明する。
第2週過去表現過去表現そのものの意味解説とその練習、過去表現と終止表現、尊敬表現、希望表現などとの組み合わせに対する解説と、それを使った会話の練習などを行う。
第3週過去表現の応用過去表現と予定・意志表現との組み合わせ方に対する解説とともに、それを使った会話の練習を行う。
第4週可能表現、進行表現可能形、進行形の意味について解説し、それらを使った会話の練習を行う。
第5週前提の接続表現日常会話における話の切り出し方の一つで、最も頻度の高い前提の接続表現の意味解説を行い、それを使った会話の練習を行う。
第6週前提の接続表現の応用前提の接続表現と今まで扱ったいろんな表現との組み合わせ方についての解説をし、それらを使った会話の練習を行う。
第7週禁止命令表現、過去の経験表現禁止命令表現や過去の経験を言い表す表現の意味解説を行った後、それを使った会話の練習をする。
第8週同時進行の接続表現同時動作、同時状態などの意味を持つ接続表現の意味解説をし、それを使った会話の練習を行う。
第9週補助動詞「〜て××」の形を持つ表現をいくつか取り上げ、意味解説を行った後、それらを使った会話の練習をする。
第10週終助詞「ね」に相当する韓国語の終助詞を取り上げ、その意味解説を行った後、関連する会話表現を練習する。
第11週「名詞+助詞」の語句「名詞+助詞」で作られた語句で、日常会話の中で多用されるいくつかの表現を取り上げ、意味解説を行った後、関連する会話表現を練習する。
第12週技能可能表現単純可能表現や技能可能表現の意味解説を行った後、それらを使った会話表現の練習をする。
第13週条件仮定の接続表現仮定や条件の意味を持つ接続表現を取り上げ、その表現に対する理解を深めた後、それらを使った会話表現の練習を行う。
第14週各種連体形いろんな連体形の意味とその作り方に対する解説を行った後、それらを使った会話表現の練習を行う。
第15週テスト本授業中に扱った、いろんな会話表現に対して、オーラルテストを実施する。


他の授業科目との関連
韓国語コミュニケーションIを履修していることが望ましい。
評価方法
出席状況、授業への参加度、定期テストなどの結果を勘案し、総合的に判断する。
教科書
プリント
参考図書
完全マスターハングル文法、(株)DHC、イムジョンデー著、完全マスターハングル会話、完全マスターハングル単語集、(株)DHC、イムジョンデー著