講義コード 1278A
講義名 レジャー&ツーリズム概論II
(副題)
開講責任部署 全体
講義開講時期 春学期
講義区分
基準単位数 2.00
時間 0
代表曜日 水曜日
代表時限 3時限
開講学科 国際文化学科
必選別 選択
履修セメスター 第3セメスター
その他
担当教員

職種 氏名 所属
教授 ◎ 藤本 幸男 (指定なし)
助教 柏木 翔 (指定なし)

講義概要
マーケティングはどのような企業組織においても、お客様に何かを売るためには必要不可欠なビジネス要素である。そのような中、観光産業はモノを売るビジネスと違い、対価の換わりに、目に見えづらいサービスや経験を価値として提供するという特徴がある。また今日の変化として、観光目的地の多様化や旅行者の経験値上昇によって、観光商品に「満足」ではなく「感動」を求めるようになったことが挙げられる。このような観光ビジネス環境の特徴や変化は、マーケティング戦略や手法に大きな影響を与えると同時に、マーケティングそのものの重要性を高めている。
  本講義では、基礎的なマーケティングの役割や手法を取り上げ、多くの産業に必要とされるマーケティング能力を伸ばしていく。そして、それらの基礎的要素を実践的な方法で観光関連産業の形状へと発展、応用させていく。
 
到達目標
1.マーケティングのコンセプトが説明できる。
2.観光関連産業と他産業のマーケティングの特徴を比較できる。
3.観光関連産業のマーケティング戦略及び手法を分析できる。
4.マーケティング基礎を観光産業ビジネスに応用、実践できる。
履修のポイント及び留意事項
授業内での意見や質問等の発言及び積極的な参加姿勢を強く奨励し、高く評価する。
講義日程

テーマ内容
第1週ガイダンス講義内容、到達目標、課題の紹介
第2週マーケティングとはマーケティングの概念、役割、効果
第3週観光とマーケティングの関係観光産業におけるマーケティングの特徴、観光商品のVIIP
第4週観光市場へのアプローチ観光産業におけるマーケティングミックス
第5週戦略的観光マーケティングSWOT分析を用いた観光マーケティング戦略
第6週試験第一週から第五週の範囲から出題
第7週観光と経験経済観光およびホスピタリティ産業と経験経済
第8週観光商品におけるマーケットセグメンテーション市場の明確化、細分化、選択
第9週観光マーケティングの三つの視点インターナルマーケティング、エクスターナルマーケティング、インタラクティブマーケティング
第10週異組織間協働観光マーケティング異組織間の協働による観光マーケティングのメリット、デメリット
第11週観光産業マーケティング例①ホテル産業におけるマーケティング
第12週観光産業マーケティング例②交通産業におけるマーケティング
第13週観光産業マーケティング例③デスティネーションマーケティング
第14週観光マーケティングの実践マーケティング基礎の実践的プレゼンテーション
第15週まとめ総括、全講義のおさらい


他の授業科目との関連
「国際観光論」や「観光とレジャー」をあらかじめ受講、もしくは並行して受講していることが望ましい。
評価方法
出席15%、授業貢献度(発言、参加姿勢、態度等)15%、試験30%、課題40%
教科書
なし
参考図書
特になし
学生へのメッセージ
効率性および環境への配慮を鑑み、課題提出はEMAILで送信して下さい。
授業用E-mail
kashiwagi@ftokai-u.ac.jp