講義コード 0911A
講義名 韓国語コミュニケーションIII
(副題)
開講責任部署 全体
講義開講時期 春学期
講義区分
基準単位数 2
時間 0.00
代表曜日 火曜日
代表時限 2時限
開講学科 国際文化学科
必選別 選択
履修セメスター 第3セメスター
その他
担当教員

職種 氏名 所属
教授 ◎ 林 大仁 (指定なし)

講義概要
 本授業では、韓国語コミュニケーションIやⅡから得た成果を元に、日常会話において、頻度の高い単語や表現を重点的に学習していく。頻度の高い単語や表現というのは、その国の言葉や表現において中心概念を形成することが多く、それらを正確に学習することは、韓国語コミュニケーション能力向上のために、不可欠ななことである。従って、本授業では、単語や表現などの正確な意味を理解、把握し、それらを会話表現として活用できる能力を身につけることを心がけてやっていきたい。
 
 具体的には、頻度の高い単語と会話表現を組み合わせ、それらを会話表現として作り、その表現を繰り返し、練習していく。単語は、韓国国立国語研究院の語彙調査の結果を利用し、頻度上位語Bグループに載っているものを中心に学習していく。会話表現は、各種基本表現の熟知とともに、それらの基本表現の応用形を学習する。
 毎回の授業では、まず、その授業に使われる単語の意味や、取り上げることになる会話表現の意味解説を行った後、その会話表現に対して、役割を変えながら練習を重ねていく。会話表現の練習が一通り終わると、その会話表現を使った応用表現の練習なども行う。
到達目標
1.日常生活の中で使われる、頻度の高い単語や表現の50%を理解し、使えるようになる。
2.約80個の日常会話表現の意味を理解し、会話の中で使えるようになる。
3.それぞれの単元で取り上げられる表現だけでなく、その表現を応用することのできる力を身につける。
4.本授業で取り上げる単語や会話表現の聞き取りが出来るようになる。
履修のポイント及び留意事項
表現一つ一つの使われる状況などをしっかり理解・把握し、それぞれの状況に合った表現を使えるように覚えていくのが重要
講義日程
テーマ内容
第1週講義概要説明本授業の概要、趣旨、目標などを説明する。
第2週「의」など助詞の使い方日本語の「の」に当たる「의」の日本語との違いを知ってもらい、その使い方の練習を行う。他に、「나/이나,라도/이라도」などの練習も行う。
第3週「만큼」など助詞の使い方自己認定価値の「만큼」の意味解説を行い、練習をする。他に、限定の意味を表す「만」や当為の「は」、呼格助詞なども学習する。
第4週動詞のパンマル現在終止形の使い方複数ある動詞の現在終止形の使い方を解説し、それらを使った会話の練習を行う。
第5週形容詞のパンマル現在終止形の使い方複数ある形容詞の現在終止形の使い方を解説し、それらを使った会話の練習を行う。
第6週名詞のパンマル現在終止形の使い方複数ある名詞の現在終止形の使い方を解説し、それらを使った会話の練習を行う。
第7週パンマル疑問形の使い方複数あるパンマル疑問形の使い方を解説し、それらを使った会話の練習を行う。
第8週命令形の使い方複数ある命令表現の使い方を説明し、それらを使った会話の練習を行う。
第9週勧誘形の使い方複数ある勧誘表現の使い方を説明し、それらを使った会話の練習を行う。
第10週詠嘆形・経験回想形の使い方複数ある詠嘆形・経験回想形の使い方を説明し、それらを使った会話の練習を行う。
第11週未来形の使い方複数ある未来形の使い方を説明し、それらを使った会話の練習を行う。
第12週同意確認形の使い方同意確認表現やその類似表現の使い方を説明し、それらを使った会話の練習を行う。
第13週否定形の使い方Ⅰ複数ある否定表現の使い方を説明し、それらを使った会話の練習を行う。
第14週否定形の使い方Ⅱ複数ある否定表現の使い方を説明し、それらを使った会話の練習を行う。
第15週テスト本授業中に扱った、いろんな会話表現に対して、オーラルテストを実施する。

他の授業科目との関連
韓国語コミュニケーションI、Ⅱを履修していることが望ましい。
評価方法
出席状況、授業への参加度、定期テストなどの結果を勘案し、総合的に判断する。
教科書
プリント
参考図書
完全マスターハングル文法、完全マスターハングル単語集、(株)DHC、イムジョンデー著
オフィスアワー(授業相談)
常時受け付ける。
学生へのメッセージ
多様な表現に敢えてチャレンジし、使える表現の数を増やしていくことに注力しましょう。