講義コード 1291A
講義名 スポーツ・健康科学論
(副題)
開講責任部署 全体
講義開講時期 春学期
講義区分
基準単位数 2.00
時間 0
代表曜日 水曜日
代表時限 1時限
開講学科 国際文化学科
必選別 選択
履修セメスター 第3セメスター
その他
担当教員

職種 氏名 所属
講師 ◎ 岡本 武志 (指定なし)

講義概要
適度なスポーツや運動は、糖尿病、高血圧、脂質異常など生活習慣病の予防や改善が期待できる。しかし、どんなスポーツや運動でも効果が得られ、それが健康に結びつくというものではない。激しすぎる運動は、筋肉や関節の障害を招き、健康を害することに繋がりかねない。また、逆に弱すぎる運動負荷では期待される効果が得られないこともある。したがって、健康の維持・増進には、スポーツや運動を実施するうえでの正しい知識をもつことが必要となる。
運動を起こす仕組みは、(1)運動の命令(意図)を作り出す過程、(2)実行する過程、そして(3)継続させる過程から成り立つ。つまり、人が身体を動かしたり、何かスポーツをするときには、命令を出す「脳・神経系」、実際に運動として動作を発現する「筋・骨格系」、そして「エネルギー供給系」と酸素を供給する「呼吸・循環器系」の働きなど、身体の様々な仕組みが相互に関連しながら働いている。本講義では、これら身体の様々な仕組みについて、スポーツ生理学およびスポーツバイオメカニクスなどの観点から学ぶ。
到達目標
・運動・スポーツの実施がどのようにして可能となっているのか理解すること。
・運動を行う環境や発育・発達・加齢・性差などにより適した運動・スポーツの条件が異なってくることを理解し、自身の目的に合った条件をイメージできるようにすること。
履修のポイント及び留意事項
第4セメスターに開講される「スポーツ・健康科学論実習」と連動して行う科目である。従って、本科目の単位修得者は「スポーツ・健康科学論実習」を履修する事が望ましい。
講義日程

テーマ内容
第1週ガイダンス授業の概要(全体の構成、進め方、評価等)についての説明
第2週なぜ運動・スポーツが必要か?運動不足が健康に及ぼす影響など
第3週運動を起こす仕組み(1)
‐脳と神経‐
人ごみでぶつからずに歩くことができるのはなぜか?「火事場の馬鹿力」とはどのような状態か?身近な例から運動時の脳・神経系の役割について解説する。
第4週運動を起こす仕組み(2)
‐筋と骨‐
マラソン選手と100m走選手では筋肉の何が異なるのか?水泳選手とバレーボール選手では骨密度が異なるのか?運動時の筋・骨格系の役割について解説する。
第5週運動とエネルギー(1)
‐呼吸と循環‐
運動とエネルギー(1)
‐呼吸と循環‐
第6週運動とエネルギー(2)
‐酸素の量と消費エネルギー‐
酸素の消費とエネルギー消費の関係は?さまざまな運動でどのくらいエネルギーを消費しているのか? 運動時のエネルギー代謝について解説する。
第7週運動と疲労「疲れた」とは何か?「疲れる」原因は何か?乳酸は疲労物質なのか?運動に伴う疲労について解説する。
第8週運動と食事疲労を回復させるための食事、持久力を高めるための食事など、運動と食事について解説する。
第9週運動・スポーツ動作の分析(1)
‐歩く・走る・跳ぶ・投げる‐
運動・スポーツにおける基本動作である「歩く・走る・跳ぶ・投げる」について、熟練者と初心者を比較しながら解説する。
第10週運動・スポーツ動作の分析(2)
‐動作の巧みさ‐
巧みな動き、すなわち運動センスは遺伝なのか?トレーニングによって向上させることができるのか?運動・スポーツ動作の巧みさについて解説する。
第11週運動・スポーツ動作の分析(3)
‐アライメントとスポーツ外傷‐
O脚やX脚、偏平足などのアライメント(骨や関節の配列)異常はどのようなスポーツ外傷を引き起こしやすいのか?身体の形態とスポーツ外傷について解説する。
第12週運動と発育・発達・加齢・性差身体の諸機能は発育・発達・加齢・性差によって個人差が認められる。個人にとって適切な運動・スポーツの実施について解説する。
第13週運動と環境暑熱・寒冷・高所など様々な環境下で安全に運動・スポーツを行う方法について解説する。
第14週体力や体格の測定・評価、トレーニング方法体格(身長、体重、体脂肪)や体力の測定方法や評価法、トレーニング方法(主に減量に関して)について解説する。
第15週まとめ全体のまとめ。定期試験に対するスタディーガイドの配布および説明。


他の授業科目との関連
体育・スポーツ系での編入を希望する者は必ず履修すること。
評価方法
出席、定期試験、課題、授業態度などを総合的に判断する。尚、評価方法の詳細はガイダンス時に提示する。
教科書
使用しない
参考図書
その都度提示する