講義コード 1232A
講義名 オフィスデータ活用実習AII
(副題)
開講責任部署 全体
講義開講時期 春学期
講義区分
基準単位数 1.00
時間 0
代表曜日 月曜日
代表時限 2時限
開講学科 情報処理学科
必選別 選択
履修セメスター 第3セメスター
その他
担当教員

職種 氏名 所属
教授 ◎ 矢原 充敏 (指定なし)

講義概要
 ビジネスの世界において、顧客管理、商品管理、売上管理、在庫管理、社員管理等々、これらのデータを扱うことは、職種等に関係なく通常業務の中で日々行われている。それ故、これらのデータを加工・編集し、会議資料や報告書の作成、あるいは各自の業務をより遂行しやすいように活用していく能力は極めて重要である。
 本授業では、実践的なビジネスデータをもとに、表計算ソフトを活用してこれらのデータをどのように加工・編集すれば、より意味のあるデータへと変換できるのか、そしてどのような機能を用いてそれを実現していくのかという能力を身につけることを目的として展開していく。これを通して、ビジネスの世界におけるデータの活用手法の修得を目指す。
到達目標
ビジネスデータの意味を適切に判断でき、それを加工・編集し、より活用しやすいデータへと変換する能力の修得を到達目標とする。
履修のポイント及び留意事項
授業は1回完結型ではなく、各回が連動している。従って、欠席をすれば次回授業の内容が全く把握できなくなるので、欠席には十分注意をしてほしい。
講義日程

テーマ内容
第1週表計算の基本的活用方法1ビジネスデータを活用しながら、表計算ソフト基本的な機能について学ぶ。
第2週表計算の基本的活用方法2ビジネスデータを活用しながら、表計算ソフト基本的な機能について学ぶ。
第3週ビジネスデータを知るビジネスデータとは何か。データの内容をどのように読み取っていくのかについて学ぶ。
第4週ビジネスデータ活用その1ワークシートを活用して、複数のデータをどのように連携していくのかを学習する。
第5週ビジネスデータ活用その2グラフを用いたデータ予測の手法について学習する。
第6週ビジネスデータ活用その3データベースや関数機能を用いて、データの加工・編集手法を学ぶ。
第7週中間まとめ第6回までで修得したデータ活用手法について、その理解度の確認を行う。
第8週実践活用その1クロス集計を通してデータ処理手法を学習する。
第9週実践活用その2クロス集計を通してデータ処理手法を学習する。
第10週実践活用その3マクロ機能を活用して、データをより有効に加工・編集する手法を学習する。
第11週実践活用その4マクロ機能を活用して、データをより有効に加工・編集する手法を学習する。
第12週実践活用その5社員管理システムを例に活用方法を実践する。
第13週実践活用その6社員管理システムを例に活用方法を実践する。
第14週実践活用その7社員管理システムを例に活用方法を実践する。
第15週ビジネスデータ活用手法の総括第14回までで修得したデータ活用手法について、その理解度の確認を行う。


他の授業科目との関連
情報リテラシーBで表計算の基礎部分を行うので、その知識は本科目のベースとなる。
評価方法
提出課題、試験結果、取組み状況を総合的に評価する。
教科書
特定の教科書は使用しない。
参考図書
必要に応じて紹介する。
オフィスアワー(授業相談)
いつでも受け付ける。
学生へのメッセージ
データの扱い方を知っておくことは、将来どのような職種に就くにしても、非常に重要な知識であるので、しっかりとした知識の修得に向けて努力してほしい。