講義コード	1209J
講義名	スポーツ理論及び実習Ｂ
(副題)
開講責任部署	全体
講義開講時期	秋学期
講義区分
基準単位数	1.00
時間	0
代表曜日	火曜日
代表時限	４時限
開講学科	両学科
必選別	選択
履修セメスター	第2セメスター
その他
担当教員
職種 氏名 所属 講師 ◎ 北濱　幹士 （指定なし） 講師 岡本　武志 （指定なし） 助教 柏木　翔 （指定なし）

講義概要

スポーツは、音楽や美術、芸能や演劇などと同じように、現代生活で欠くことのできない、「文化」になった。ややもすると、これまでのスポーツは、「より速く、より高く、より強く」と表現されるような、「秀でていること」、「勝つこと」、「優勝すること」を好しとする傾向が強くあり、それが、郷土や母校、さらには国の誇りだと賛美されることが日常的に行われてきた。また、スポーツなど身体を動かすことが、健康の維持・増進、ストレス解消、心身の鍛錬などの「役立つ手段」としての価値が尊ばれてきた。しかし、最近の傾向は、都市マラソンに見られるようにスポーツをすることはそれを通して「生きていることの幸せ」や「生きがい」を求める「楽しみ」の行為であり、個々人のライフスタイルになってきている。 　こうした理解を背景に、本授業では　代表的なスポーツ種目を複数取り上げ、基本的技術を習得したり、ゲームを楽しむことを経験しながらそれぞれの持つ「楽しさ」の要素である「プレイエレメント」や「ルール」などを確認する。実際に行うスポーツ種目は、「スポーツ理論及び実習B」ではテニスまたはグラウンドゴルフ・ペタンクから１種目、ソフトボールまたはインディアカから１種目、フィットネス、バレーボールから１種目を選択し行う。また「同　A」ではテニス、バスケットボール、サッカー、バドミントン、ソフトバレーボール、フィットネス、フライングディスクを行う。 　この授業を通して、誰もが、生涯にわたってスポーツを楽しむことを意味する「スポーツ・フォア・オール（Sports for all）」の実践に繋がることを期待する。

到達目標

テニス、グラウンドゴルフ、ペタンク、ソフトボール、インディアカ、フィットネス、バレーボールの基礎的ルールを理解する。 　テニス、グラウンドゴルフ、ペタンク、ソフトボール、インディアカ、フィットネス、バレーボールを楽しむのに必要な技術を習得する。　 　テニス、グラウンドゴルフ、ペタンク、ソフトボール、インディアカ、フィットネス、バレーボールの「楽しさ」の要素である「プレイエレメント」について理解する。 　スポーツを行うための準備運動や、トレーニングのしかたについて、基本的知識と方法を習得する。

履修のポイント及び留意事項

体育・スポーツ系での編入を希望する者は必ず履修する事 1.　実施場所・集合場所 　校舎配置図を参照の上あらかじめ確認しておくこと。また、雨天時の集合場所についても、担当教員の指示を聞き、事前に理解しておくこと。 2.　服装について 　スポーツをする為、汗をかいてもよい服装。スポーツウエアが望ましい。コモンホールでは、必ず体育館シューズを使用すること。 3.　更衣室について 　コモンホール２階の更衣室を利用すること。更衣室のドアの鍵は開いているが、更衣ロッカーの鍵の貸し出しを警備室にて終日行う。更衣ロッカーを利用の際は、警備室で学生証を提示・貸し出し簿に記入して鍵を受け取る。 4.　盗難に注意 　貴重品は、更衣ロッカーに入れ鍵をかけるか、授業時に教員に預けるか、自分で管理すること。

講義日程

週 テーマ 内容 教室 第1週 ガイダンス 授業の進め方、評価方法等の説明 コモンホール 第2週 ストレッチ他 ストレッチ、ウエイトマシンの使用方法等 コモンホール 第3週 Ａ：テニス Ｂ：グラウンドゴルフ・ペタンク Ａ：テニスのルール概説 Ｂ：グラウンドゴルフの概説 テニス 総合グラ 第4週 Ａ：テニス Ｂ：グラウンドゴルフ・ペタンク Ａ：基本技術（フォアハンド・バックハンドストローク） Ｂ：総合テクニック　試合 テニス 総合グラ 第5週 Ａ：テニス Ｂ：グラウンドゴルフ・ペタンク Ａ：基本技術（サーブ、フォアハンド・バックハンドボレー） Ｂ：ペタンクの概説 テニス 総合グラ 第6週 Ａ：テニス Ｂ：グラウンドゴルフ・ペタンク Ａ：総合テクニック　試合 Ｂ：総合テクニック　試合 テニス 総合グラ 第7週 Ａ：ソフトボール Ｂ：インディアカ Ａ：ソフトボールのルール概説 Ｂ：インディアカのルール概説 総合グラ コモンホール 第8週 Ａ：ソフトボール Ｂ：インディアカ Ａ：守備の基礎（キャッチボール、ゴロ・フライ補給） Ｂ：基本技術（レシーブ、トス、サーブ） 総合グラ コモンホール 第9週 Ａ：ソフトボール Ｂ：インディアカ Ａ：打撃の基礎（スイング、ティーバッティング） Ｂ：基本技術（スパイク、ブロック） 総合グラ コモンホール 第10週 Ａ：ソフトボール Ｂ：インディアカ Ａ：総合テクニック　試合 Ｂ：総合テクニック　試合 総合グラ コモンホール 第11週 Ａ：フィットネス Ｂ：バレーボール Ａ：上半身のトレーニング Ｂ：バレーボールのルール概説 コモンホール 第12週 Ａ：フィットネス Ｂ：バレーボール Ａ：下半身のトレーニング Ｂ：基本技術（レシーブ、トス、サーブ） コモンホール 第13週 Ａ：フィットネス Ｂ：バレーボール Ａ：腰痛・肩こり予防体操 Ｂ：基本技術（スパイク、ブロック） コモンホール 第14週 Ａ：フィットネス Ｂ：バレーボール Ａ：バランストレーニング Ｂ：総合テクニック　試合 コモンホール 第15週 実習のまとめ 学期末レポートに関してなど コモンホール

他の授業科目との関連

健康とスポーツ（共通科目） スポーツ理論及び実習A（同上） スポーツマネジメント概論（学科専門科目） スポーツマネジメント論A（同上） 　　　同　　　　　　　B（同上） スポーツマネジメント実習A（同上） 　　　同　　　　　　　　B（同上）

評価方法

出席、課題、授業態度などを総合的に判断する。尚、評価の方法詳細はガイダンス時に提示する。

教科書

使用しない

参考図書

特になし

学生へのメッセージ

東海大学建学の精神の一つに、「若き日に汝の体躯を養え」がある。 思想を培い、知能を磨くのと同様、健康な身体作りにも取り組んでもらいたい。