講義コード 1205A
講義名 プロジェクト基礎
(副題)
開講責任部署 全体
講義開講時期 春学期
講義区分
基準単位数 2.00
時間 0
代表曜日 金曜日
代表時限 2時限
開講学科 両学科
必選別 必修
履修セメスター 第1セメスター
その他
担当教員

職種 氏名 所属
教授 ◎ 矢原 充敏 (指定なし)
教授 真下 仁 (指定なし)

講義概要
 本学では、教育の柱である「現代文明論」を中心に、今日の社会が必要とする「4つのチカラ」、つまり「3カ国語初級」「情報リテラシー」「マネジメント基礎」「コミュニケーション基礎」を教育の土台として設定している。その土台の上に、専門科目が設定されており、各分野における専門的な知識とスキルを学修する教育体制となっている。しかし、現在の実社会においてはバラバラの専門的な知識やスキルはほとんど役立てることができない。土台となる「4つのチカラ」をつなぎ役として、専門科目で学修する知識やスキルを統合化・全体化し、「総合的なチカラ」へと変えていく必要がある。つまり、教室で学んだ専門知識やスキルを実際の現場に即して実践的に学び、経験から得られる統合された知恵として実力を養う必要がある。その学修手法として、本学では「プロジェクト学習」を推進し、これを教育の中心に据えたカリキュラム構成としている。
 以上を踏まえ、本科目では第2セメスターから本格的にスタートする「プロジェクト学習」に向けて、そのベースとなる考え方について学修し、複数実施されるプロジェクトの選択を適切に行うための基礎的な知識を養う。
到達目標
プロジェクト学習の基本的な考え方を理解し、プロジェクトに積極的に関わる姿勢を養う。
履修のポイント及び留意事項
「プロジェクト学習」は、本学教育の大きな柱である。その基本的な考えを理解し、積極的に関わる姿勢を養うことは、今後2年間学んでいく上で極めて重要である。
講義日程

テーマ内容
第1週プロジェクト学習とはプロジェクト学習とカリキュラムの関係、プロジェクト体験の趣旨について説明。
第2週プロジェクト研究活動とはプロジェクト研究の一連の流れ、発表会の状況等について説明。次回からのグループ発表と顔合わせ。
第3週プロジェクト体験1テーマ選択と企画立案。
第4週プロジェクト体験2グループによるプロジェクト活動。
第5週プロジェクト体験3グループによるプロジェクト活動。
第6週プロジェクト体験4グループによるプロジェクト活動。
第7週プロジェクト体験5各グループより中間報告を行い、進捗状況を確認。
第8週プロジェクト体験6グループによるプロジェクト活動。
第9週プロジェクト体験7グループによるプロジェクト活動。
第10週発表会各グループによるプレゼンテーション。
第11週プロジェクト紹介1第2セメスターから開始するプロジェクトの説明。
第12週プロジェクト紹介2第2セメスターから開始するプロジェクトの説明。
第13週プロジェクト紹介3第2セメスターから開始するプロジェクトの説明。
第14週プロジェクト紹介4第2セメスターから開始するプロジェクトの説明。
第15週プロジェクト選択とまとめ説明とアンケート実施および全体総括。


他の授業科目との関連
第2セメスターより始まる、「プロジェクト研究I、II、III」において、どのプロジェクトを選択するかのベースとなる科目である。
評価方法
課題制作:授業姿勢:出席状況=3:5:2の割合で総合的に評価する。
教科書
特定の教科書は使用しない。
参考図書
必要に応じて紹介する。
オフィスアワー(授業相談)
いつでも可
学生へのメッセージ
本授業を通して、自分の将来目標、学修目標に応じたプロジェクトを選択するための基礎的な考え方をしっかりと身につけてください。