講義概要 |
本学では、教育の柱である「現代文明論」を中心に、今日の社会が必要とする「4つのチカラ」、つまり「3カ国語初級」「情報リテラシー」「マネジメント基礎」「コミュニケーション基礎」を教育の土台として設定している。その土台の上に、専門科目が設定されており、各分野における専門的な知識とスキルを学修する教育体制となっている。しかし、現在の実社会においてはバラバラの専門的な知識やスキルはほとんど役立てることができない。土台となる「4つのチカラ」をつなぎ役として、専門科目で学修する知識やスキルを統合化・全体化し、「総合的なチカラ」へと変えていく必要がある。つまり、教室で学んだ専門知識やスキルを実際の現場に即して実践的に学び、経験から得られる統合された知恵として実力を養う必要がある。その学修手法として、本学では「プロジェクト学習」を推進し、これを教育の中心に据えたカリキュラム構成としている。
以上を踏まえ、本科目では第2セメスターから本格的にスタートする「プロジェクト学習」に向けて、そのベースとなる考え方について学修し、複数実施されるプロジェクトの選択を適切に行うための基礎的な知識を養う。 |
到達目標 |
プロジェクト学習の基本的な考え方を理解し、プロジェクトに積極的に関わる姿勢を養う。 |
履修のポイント及び留意事項 |
「プロジェクト学習」は、本学教育の大きな柱である。その基本的な考えを理解し、積極的に関わる姿勢を養うことは、今後2年間学んでいく上で極めて重要である。 |
講義日程 |
週 | テーマ | 内容 |
第1週 | プロジェクト学習とは | プロジェクト学習とカリキュラムの関係、プロジェクト体験の趣旨について説明。 | 第2週 | プロジェクト研究活動とは | プロジェクト研究の一連の流れ、発表会の状況等について説明。次回からのグループ発表と顔合わせ。 | 第3週 | プロジェクト体験1 | テーマ選択と企画立案。 | 第4週 | プロジェクト体験2 | グループによるプロジェクト活動。 | 第5週 | プロジェクト体験3 | グループによるプロジェクト活動。 | 第6週 | プロジェクト体験4 | グループによるプロジェクト活動。 | 第7週 | プロジェクト体験5 | 各グループより中間報告を行い、進捗状況を確認。 | 第8週 | プロジェクト体験6 | グループによるプロジェクト活動。 | 第9週 | プロジェクト体験7 | グループによるプロジェクト活動。 | 第10週 | 発表会 | 各グループによるプレゼンテーション。 | 第11週 | プロジェクト紹介1 | 第2セメスターから開始するプロジェクトの説明。 | 第12週 | プロジェクト紹介2 | 第2セメスターから開始するプロジェクトの説明。 | 第13週 | プロジェクト紹介3 | 第2セメスターから開始するプロジェクトの説明。 | 第14週 | プロジェクト紹介4 | 第2セメスターから開始するプロジェクトの説明。 | 第15週 | プロジェクト選択とまとめ | 説明とアンケート実施および全体総括。 |
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他の授業科目との関連 |
第2セメスターより始まる、「プロジェクト研究I、II、III」において、どのプロジェクトを選択するかのベースとなる科目である。 |
評価方法 |
課題制作:授業姿勢:出席状況=3:5:2の割合で総合的に評価する。 |
教科書 |
特定の教科書は使用しない。 |
参考図書 |
必要に応じて紹介する。 |
オフィスアワー(授業相談) |
いつでも可 |
学生へのメッセージ |
本授業を通して、自分の将来目標、学修目標に応じたプロジェクトを選択するための基礎的な考え方をしっかりと身につけてください。 |