講義コード	1248A
講義名	地理歴史基礎
(副題)
開講責任部署	全体
講義開講時期	春学期
講義区分
基準単位数	2.00
時間	0
代表曜日	月曜日
代表時限	５時限
開講学科	両学科
必選別	随意
履修セメスター	第1セメスター
その他
担当教員
職種 氏名 所属 教授 ◎ 亀田　俊隆 （指定なし）

講義概要

キャリア育成の授業講座として、地理歴史分野を学修する。就職試験対策に必要な地理歴史の知識を身につけ、合格へのパスポートにしてもらいたいのはもちろんであるが、それ以上に社会生活をおくる上で求められる教養として大切な内容であると考える。受講生の皆さんが興味・関心が持てるように、かつ内容の理解を得やすいように、具体的な補助教材を存分に活用した授業展開を試みたい。したがって、単なる地理歴史語句の羅列にならないように、人物・事件、文化遺産のエピソードを織り交ぜながら解説したいと考えている。 また、講義と演習問題を並行した授業内容になっている。

到達目標

・地形や気候はそこに居住する人間の生活に多大な影響を与えていることを理解すること。 ・日本の歴史の大きな流れを理解し、歴史文化遺産に対する関心をもつこと。 ・世界の歴史を学ぶことによって、国際化時代に適応できる人間力を身につけること。

履修のポイント及び留意事項

・授業の中で補助プリントを配布し理解力アップを目指す。 ・復習として練習問題を解くことで、知識の定着を図る。

講義日程

週 テーマ 内容 第1週 日本の地理、地形と地図 日本の地形（山脈、河川、湖沼、島など）を地図を使って確認する。 第2週 日本の地理、各地の主産業 日本各地の主な産業をたどり、特色ある地域産業を捉える。 第3週 世界の地理、地形と気候 世界の地形（海洋、海峡、河川、山脈、湖沼など）と気候を地図上で概観する。 第4週 日本の歴史、社会・文化1 縄文時代から奈良、平安時代までの政治・文化遺産を概説する。 第5週 日本の歴史・社会・文化2 鎌倉、室町時代の政治社会・文化を考察する。 第6週 日本の歴史、社会・文化3 信長、秀吉の天下統一から江戸時代の政治・社会・文化を考察する。 第7週 日本の歴史、社会・文化4 明治時代の政治外交、近代産業の発展と思想文化を概説する。 第8週 日本の歴史、社会・文化5 激動の昭和史を概観し、現代日本の課題とその解決策を考える。 第9週 講義内容の復習 講義内容を振り返り、演習問題に取り組んで理解度の定着を図る。 第10週 世界の歴史、社会・文化1 ヨーロッパ古代史（オリエント）から中世史（十字軍）までを概説する。 第11週 世界の歴史、社会・文化2 ヨーロッパ近代史（ルネッサンス）から帝国主義時代までを概説する。 第12週 世界の歴史、社会・文化3 アメリカ合衆国史（18世紀〜２０世紀）を概説する。 第13週 世界の歴史、社会・文化4 中国の歴代王朝を通史的に概観し、時代ごとの重要テーマを把握する。 第14週 世界の歴史、社会・文化5 インド、東南アジア史を欧米諸国との関連や文化遺産を中心に考える。 第15週 まとめ　 総合演習問題

他の授業科目との関連

すべての授業科目の学修が大切である。特に他のキャリア教育科目や国際共通科目とは関連性が大きい。

評価方法

演習問題の解答状況、授業への出席状況等を判断し評価する。

教科書

特になし。補助プリントを配布する。

参考図書

授業のなかで相応しい参考図書を紹介する

学生へのメッセージ

基本的な内容を中心にわかりやすく解説する。