講義コード 1243J
講義名 ディベート基礎
(副題)
開講責任部署 全体
講義開講時期 秋学期
講義区分
基準単位数 2.00
時間 0
代表曜日 金曜日
代表時限 5時限
開講学科 両学科
必選別 随意
履修セメスター 第2セメスター
その他
担当教員

職種 氏名 所属
教授 ◎ 真下 仁 (指定なし)

講義概要
 ディベートという言葉を耳にすると、単なる「討論」や自己主張を「正当化する言葉のゲーム」と捉える傾向がある。しかし、実際のディベートは、自分たちの主張を綿密に組み立て、相手の主張を聞き理解した上で、その主張がしっかりとした論理の上に成立しているか、を反論という手段を用いて確認する作業である。
 この授業では、手尾修される「テーマ」の研究・調査、自分(たち)の意見の集約・主張、相手の主張の理解、自己主張への反省等の過程を経て、本来の意味で、他の人あるいはグループとエビデンスに則ったコミュニケーションを行う方法を学ぶ。
到達目標
 自分(たち)の考えを論理的・説得的にまとめることができる。相手(グル−プ)の主張をしっかり聞いて理解する。互いの意見交換・衝突から、互いの主張の問題点を見つけ出し、修正する能力を身に付ける。
履修のポイント及び留意事項
 就職の面接の際に生かせるようにプログラムした実践的な授業です。ぜひ、不安に思う人は積極的に履修してください。
講義日程

テーマ内容
第1週授業の全体説明・授業の進行・方針
・成績評価
・関連テキスト
第2週ディベートの意義1・ディベートとは何か。
・ディベートへの意識転換
・ディベートを通して身に 付けるもの
第3週ディベートの意義2・ディベートのルール説明
・エビデンス、およびエビ デンスに則った主張をす るためには?
第4週模擬ディベート・テーマの提出
・テーマに関する調査・研 究
・自分(たち)の意見集約
・簡単な模擬模擬ディベー ト
第5週模擬ディベート検討会・模擬ディベートを通して反省と問題点の検討を実施し、以降への準備を行う。
第6週第1回ディベートの
テーマ提示
・テーマに関する説明
・図書館やWebを通して調 査・研究
・自分(たち)の意見集約
・肯定論・否定論・審判の 選出
第7週第1回ディベート・ディベートの実施
・ディベート評価
・検討会の開催
第8週検討会それぞれの立場から、問題点を指摘。異なる立場から自己検証する。
第9週第2回ディベートの
テーマ提示
・テーマに関する説明
・図書館やWebを通して調 査・研究
・自分(たち)の意見集約
・肯定論・否定論・審判の 選出
第10週第2回ディベート・ディベートの実施
・ディベート評価
・検討会の開催
第11週第3回ディベートの
テーマ提示
・テーマに関する説明
・図書館やWebを通して調 査・研究
・自分(たち)の意見集約
・肯定論・否定論・審判の 選出
第12週第3回ディベート・ディベートの実施
・ディベート評価
・検討会の開催
第13週ディベートの意義の再確認・各自が、自分の欠点・長所を確認し、「しっかりと自分の主張ができるようになったか」を確認する。
第14週ディベート大会・代表者によるディベート大会の開催
・結果等表
第15週表彰式ディベート大会の表彰式
と反省会


他の授業科目との関連
 世界や現在の状況を知るためには、国際関連の授業や総合教育科目を履修してください。
評価方法
 授業への出席及び参加  50%
 ディベート準備     20%
 ディベート結果     30%
教科書
 特になし
参考図書
特になし
オフィスアワー(授業相談)
 いつでもOKです。
学生へのメッセージ
 積極的に自分の意見が言える積極性を身に付けてください。