講義コード 1266J
講義名 秘書実務A
(副題)
開講責任部署 全体
講義開講時期 秋学期
講義区分
基準単位数 2.00
時間 0
代表曜日 火曜日
代表時限 5時限
開講学科 両学科
必選別 随意
履修セメスター 第2セメスター
その他
担当教員

職種 氏名 所属
准教授 ◎ 赤井 ひさ子 (指定なし)

講義概要
秘書検定Aは随意科目である。内容としては、秘書検定3級合格をめざす。このため、講義は、実際の問題を使用して、秘書検定試験の考え方・傾向・対策を徹底的に学修するものとなる。
秘書検定試験は、暗記だけでは合格できない。また、「お茶の入れ方だけを学ぶ」といった一般の秘書のイメージとはまったく異なる試験であることを理解したうえで履修すること。また、すでに秘書検定3級あるいは2級を取得している者の履修は認めない。さらに、秘書検定試験終了後も講義があるので注意すること。
秘書検定試験をきっかけにして、日本の職場文化を学び、なおかつ秘書検定試験3級に合格するための講義である。
到達目標
上述のように、秘書検定試験3級に合格することを第一目標とする。そのためには、暗記をするのではなく、日本の職場文化への理解が必要であるため、毎回の講義では担当教員との質疑応答がある。「わかりません。」といった答え方ではなく、「なぜ、どこが分からないのか。」「どのような部分が想像できないのか。」といった発想を持つところから、秘書兼的試験の学修が始まることを理解したうえで履修すること。
秘書検定試験後には、社会人として必要な事柄についての知識・技能を深める内容の講義・実習を行う。
講義概要にあるように、すでに秘書検定3級あるいは2級を取得している者の履修は認めない。
履修のポイント及び留意事項
秘書検定3級を受験する学生であること。出席や遅刻については本学の規則に従うので自己管理をしっかりとすること。最終テストには、本学規定の得点を取ること。また、出席が足りなかったり試験の成績が悪い学生はの「後からの補講」などは一切行わない。受講態度と最終テストの成績を総合的に評価する。
講義日程

テーマ内容
第1週ガイダンスと実問題の特徴秘書検定試験3級の特徴について理解する。実際の問題を解くことで、秘書検定試験の難しさを知る。
第2週秘書の資質、秘書となってから2~3年の秘書にはどのような資質がもとめられるかを理解する。3級段階の秘書の資質との違いを知る。実際の問題で状況設定を確認しながら解答する。
第3週3級レベルの秘書の資質について秘書として必要な発想について、実際の問題をときながらみにつける。
第4週3級レベルのマナーと接遇秘書となって2~3年の秘書がどのおようなマナーを身につけ、接客・接遇をすればよいかを、実際の問題を解きながら考えていく。
第5週3級レベルのマナーと接遇実際の問題を、実習を交えた講義で解いていく。
第6週3級レベルの職務知識秘書の職務内容は以外なほど多様である。3級レベルの秘書がどのような職務知識を持てばよいかを、実際の問題に触れることで理解する。
第7週3級レベルの職務知識確実に職務知識を身につけるために、実際の問題について討論しながら講義を進める。
第8週3級レベルの一般知識秘書には一般知識・教養といわれるものが不可欠であるが、3級レベルではどの程度の一般知識が必要であるかを理解する。
第9週3級レベルの一般知識教科書を参考にしながら、一般知識を整理する。
第10週秘書検定3級試験総合演習秘書検定3級試験のための注意事項を理解し、問題を解く。
第11週秘書検定3級試験総合演習秘書検定3級試験の特徴を理解しながら問題を解く。
第12週秘書検定3級試験総合演習秘書検定3級試験の問題を全体的にながめて、どのような解答方法が効率的かを考える。
第13週秘書検定3級試験総合演習効率よい解答方法を整理する。
第14週これまでの学修のまとめ秘書となって2~3年の秘書としての日常的な勤務の注意事項などを整理する。
第15週最終テスト最終テスト


他の授業科目との関連
いろいろな科目を積極的に履修することで視野が広がり、教養豊かで技術面でも優れた秘書となることができる。
評価方法
上述のように、欠席や遅刻については本学の規則に従うので、しっかりとした自己管理をすること。
事前学修、授業への積極的参加、小テスト、最終テストの結果を総合的に判断して評価を行う。
教科書
秘書検定3級実問題集2012年度版 (早稲田教育出版)
参考図書
必要に応じて、プリントなどを配布して講義を進める。参考となる書籍については、講義の中で紹介していく。
秘書の一般知識の分野では、ひろく社会情勢に興味を持ち、社会人生活についての情報を自ら収集することが必要である。
オフィスアワー(授業相談)
担当教員は、昼休みには研究室に在室しているので、学修についての相談ができる。また、必要に応じて別途時間を設定することも可能である。
学生へのメッセージ
秘書検定3級試験は、社会人となり秘書として勤務して2~3年が経過した秘書を対象とした試験であり、暗記のみで受かる試験ではない。また、合格したとしても、実際に社会人となった時にそれを活かすことが出来なければ無意味である。本講義を積極的に活用して、社会人となるための基本的な知識・技術を習得して欲しい。
春学期と秋学期に同じ内容の講義を開講しているので、各自、いろいろと予定や計画をたてて、成就に本講義を活用して欲しい。