講義コード 1283J
講義名 レジャー&ツーリズム演習
(副題)
開講責任部署 全体
講義開講時期 秋学期
講義区分
基準単位数 2.00
時間 0
代表曜日 月曜日
代表時限 3時限
開講学科 国際文化学科
必選別 選択
履修セメスター 第4セメスター
その他
担当教員

職種 氏名 所属
教授 ◎ 藤本 幸男 (指定なし)
助教 柏木 翔 (指定なし)

講義概要
 産業における商品企画の目的は、ヒット商品の生産というだけでは、まだ不足である。
商品企画の目的は、1に企業ならびに関連産業の利益の連環の確保であり、2に消費者の満足の確保である。

旅行、航空など観光産業に限らず、食品、衣料、家電、流通、はては教育産業に至るまで蔓延する今日の新型デフレとも呼ばれる低価格競争からの脱却と、商品企画の真の目的への到達をテーマに、産業界のプロである教員とともに演習する。

演習は前後半2部構成とし、前半では産業界で低価格競争がなぜ起こるのかの原因追求と状況分析を行い、後半ではその分析を踏まえ、本来の商品企画の核心部分である、商品開発の基本的考え方と具体的手法にまで迫る。
到達目標
1.各産業で低価格競争がおきる必然的環境と、そこからの脱却の考え方が理解できる。
2.本来、商品企画の志向すべき方向性が理解できる。
履修のポイント及び留意事項
本講義は、観光産業のみならず国内外のほとんどの産業が陥った低価格競争をテーマにしている。身近な例(ユニクロや、ハンバーガーなど)で低価格競争を消費者サイド、企業サイドから考える癖をつけてほしい
講義日程

テーマ内容
第1週ガイダンス第1テーマ(価格競争に勝つ方法)の設定、演習の進め方の説明、学生のグルーピング
第2週演習A(1)演習例題に関して、グループごとに(不明点、質問したいこと)の集約、教員への質問
第3週演習A(2)同様に(不明点、質問したいこと)の集約、教員への質問
第4週演習A(3)同様に集約、教員への質問を繰り返す
第5週演習A(4)グループごとに(価格競争に勝つ方法)の仮結論を発表、他グループからの質問を受ける
第6週演習A(5)グループごとに(価格競争に勝つ方法)の仮結論を発表、他グループからの質問を受ける
第7週演習A(6)グループごとに最終結論発表
第8週演習A(7)中間まとめ教員の正解例発表、プロの正しい考え方の解説
第9週演習B(1)演習Aを踏まえて、第2テーマ(商品企画で勝つ方法)の設定、進め方の説明、グルーピング
第10週演習B(2)例題に関して、グループごとに(不明点、質問したいこと)の集約、教員への質問
第11週演習B(3)同様に(不明点、質問したいこと)の集約、教員への質問
第12週演習B(4)同様に集約、教員への質問を繰り返す
第13週演習B(5)グループごとに最終結論発表
第14週まとめ、商品企画とは(1)教員の全体講評、商品企画の肝の解説
第15週まとめ、商品企画とは(2)商品企画の定石とは?


他の授業科目との関連
本講義の前にレジャー&ツーリズム概論II(観光マーケティングと旅行商品企画)を履修するのが望ましい。
評価方法
出席状況、授業態度、学期末試験により、総合的に評価する
教科書
使用しない
参考図書
特になし