講義概要 |
ビジネスの世界において、職種等に関係なくワープロソフトを用いて作業する機会は極めて多い。ワープロを使用したビジネス文書作成では、単なるテキストベースの文書だけではなく、組織図、企画書、マニュアル、論文など、その種類は多数ある。これらをより洗練されたビジネス文書として仕上げ、かつ他者に提供した際にも使用しやすい形式とするためには、様々な設定が必要である。また、画像、色彩、音声の組み込みや、PDFを活用しての作成など、その手法は多岐にわたる。
本科目では、文書データを中心としたデータ活用術について、ビジネスシーンと照らし合わせながら、その基礎から応用までを学ぶ。授業では、ワープロ、PDF、DTPソフトなどを幅広く活用する。 |
到達目標 |
用途に応じた文書データを適切なアプリケーションソフトを用いて的確に作成することができる能力の修得を到達目標とする。 |
履修のポイント及び留意事項 |
授業は1回完結型ではなく、各回が連動している。従って、欠席をすれば次回授業の内容が全く把握できなくなるので、欠席には十分注意をしてほしい。 |
講義日程 |
週 | テーマ | 内容 |
第1週 | 文書データの基本 | 文書データの基本事項につい理解する。 | 第2週 | ビジネス文書活用1 | 各種ビジネス文書作成を通じて、文書データの基本を理解する。 | 第3週 | ビジネス文書活用2 | 各種ビジネス文書作成を通じて、文書データの基本を理解する。 | 第4週 | ビジネス文書活用3 | ビジネス文書作成を通じて、図形、画像の取扱い、URLリンク組込み等を理解する。 | 第5週 | ビジネス文書活用4 | ビジネス文書作成を通じて、スタイルの設定、参考資料設定等を理解する。 | 第6週 | ビジネス文書活用5 | ビジネス文書作成を通じて、差込み印刷、各種印刷スタイル等を理解する。 | 第7週 | 中間まとめ | 第6回までで修得した文書データ活用手法について、その理解度の確認を行う。 | 第8週 | 文書データ活用1 | PDFの基本を実習を通じて理解する。 | 第9週 | 文書データ活用2 | PDFの活用手法を学ぶ。 | 第10週 | 文書データ活用3 | DTPを用いた文書データ活用手法について学ぶ。 | 第11週 | 文書データ活用4 | DTPを用いた文書データ活用手法について学ぶ。 | 第12週 | 実践活用1 | ビジネスシーンを例に文書データの活用方法を実践する。 | 第13週 | 実践活用2 | ビジネスシーンを例に文書データの活用方法を実践する。 | 第14週 | 期末まとめ | 修得した文書データ活用手法について、その理解度の確認を行う。 | 第15週 | 文書データ活用手法の総括 | 全体のまとめを行う。 |
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他の授業科目との関連 |
情報リテラシーAで文書データ作成の基礎部分を行うので、その知識は本科目のベースとなる。 |
評価方法 |
提出課題、試験結果、取組み状況を総合的に評価する。 |
教科書 |
特定の教科書は使用しない。 |
オフィスアワー(授業相談) |
いつでも受け付ける。 |
学生へのメッセージ |
文書データの扱い方を知っておくことは、将来どのような職種に就くにしても、非常に重要な知識であるので、しっかりとした知識の修得に向けて努力してほしい。 |