講義コード 1215A
講義名 韓国語III
(副題)
開講責任部署 全体
講義開講時期 春学期
講義区分
基準単位数 1.00
時間 0
代表曜日 金曜日
代表時限 4時限
開講学科 両学科
必選別 選択必修
履修セメスター 第3セメスター
その他
担当教員

職種 氏名 所属
教授 ◎ 林 鍾大 (指定なし)

講義概要
 本授業では、韓国語ⅠやⅡを通して学んだ韓国語の基礎を踏まえ、その応用形を学んでいく。まずは、高度の意味を持つ中級助詞のいくつかを取り扱った後、各種意志・予定形、勧誘形、疑問形などの簡単な文末表現を学習し、さらには、各種接続形を学習していく。応用形の文末表現の中では、やや難易度の高いものを中心に、いくつかを取り上げる。一方、単語に対しては、テキストで使われている単語を中心に、さらには、別資料で配布されるものを学習してもらうことによって、単語力を増やしていく。

毎回の授業では、まず、その日取り上げる表現に対して説明がなされ、次に、その表現を実際使った例文を学習した後、今度は、その表現を取り入れた実際の簡単な文を学習していく。この時に使う文例は、日常生活の中で想定されるごくありふれた会話を中心に、その日の授業で取り上げられる表現を自然に学習できるよう、編集されたものである。従って、その日の授業で取り上げられる表現をしっかり理解した上で、これらの文を覚えておけば、さらに読み書きの能力アップへつながるはずである。授業の進め方に関しては、教師の一方的な注入によるのではなく、生徒の積極的な参加を促すもので、教師と生徒との協力の下、理想的な授業を作っていきたい。
到達目標
1.韓国語文の30%くらいを理解できる能力を備える。
2.単語の数、800語と、文型の数、80個の意味を理解し、使えるようになる。
3.この講義修了後、一人で韓国語の勉強を続けていける力を身に付けることが出来る。
履修のポイント及び留意事項
1回も目を通さないで次回の授業に臨むようなことがないようにしてもらいたい。毎回新しい内容が出てきて、積もっていったら後々苦しくなってくるからである。
講義日程

テーマ内容
第1週講義概要説明この授業の概要、その趣旨と授業目標などを説明する。
第2週中級助詞Ⅰ第2週 中級助詞Ⅰ 所有格助詞の「の」、方角・方向「に」「へ」などの意味解説、例文学習
第3週中級助詞Ⅱ次善策の「でも」、期待・願望対象の「に」「まで」、程度の「くらい」などの意味解説、例文学習
第4週パンマル終止形のまとめ動詞・形容詞・「名詞+だ」などのパンマル終止形の意味解説、例文学習
第5週パンマル疑問形のまとめ動詞・形容詞・「名詞+だ」などのパンマル疑問形の意味解説、例文学習
第6週パンマル終結表現のまとめ動詞・形容詞・「名詞+だ」の命令形・勧誘形・詠嘆形・回想形などの意味解説、例文学習
第7週同意確認形・残念形相手への同意確認の意味を表す「〜ね」と、残念形「〜のに」の意味解説、例文学習
第8週可能形・技能可能形可能形および技能可能形、限定否定形の意味解説、例文学習
第9週複合否定形のまとめ各種複合否定形の意味解説、例文学習
第10週終結表現のまとめⅠ「〜て」形で作られる終結表現の意味解説、例文学習
第11週終結表現のまとめⅡ「〜く」や「〜に」の形で作られる終結表現の意味解説、例文学習
第12週終結表現のまとめⅢその他の応用形の終結表現の意味解説、例文学習
第13週名詞形語尾関連Ⅰ動詞・形容詞の名詞化表現の意味解説、例文学習
第14週名詞形語尾関連Ⅱ名詞形語尾から形成される各種終結表現の意味解説、例文学習
第15週テスト筆記テストを実施する。


他の授業科目との関連
この授業を履修するには、韓国語Ⅰ・Ⅱを先に履修する必要がある。
評価方法
出席状況、授業への参加度、定期テストの結果などを勘案し、総合的に判断する。
教科書
完全マスターハングル文法、(株)DHC、イムジョンデー著
参考図書
完全マスターハングル会話、完全マスターハングル単語集、(株)DHC、イムジョンデー著