講義コード 1136J
講義名 検定英語II
(副題)
開講責任部署 全体
講義開講時期 秋学期
講義区分
基準単位数 1.00
時間 0
代表曜日 月曜日
代表時限 3時限
開講学科 国際文化学科
必選別 選択
履修セメスター 第2セメスター
その他
担当教員

職種 氏名 所属
准教授 ◎ 赤井 ひさ子 (指定なし)

講義概要
 本授業は、実用英語技能検定(2級、準2級以上) の取得を目的とした授業である。実用英語技能検定試験は、TOEIC(Test of English International Communication)とともに現在日本で最も実施されている英語検定試験である。また本検定試験は、就職の採用試験を受ける際の一つの条件に指定している企業も多くなっている。自分の英語力のレベルアップを目指す人はもとより、特に旅行業・ホテル関係への就職を目指す人には、是非取得してほしい英語検定試験である。
 以上のことから、授業では、英検やTOEICの受験を視野に入れ、実戦的な授業を行う。特に英検一次試験(筆記・リスニング) 対策に重点をおいて、必要なボキャブラリー・イディオムの習得、文法事項、長文読解、聴解練習などを中心に学習し、毎回、多くの模擬練習問題及び過去の試験問題を練習する。 
 クラスは、次の2クラスを開講している。
英検2級・TOEIC(500点)クラス:担当:玉置
英検準2級・TOEIC(400点)くらす:担当:赤井
到達目標
英検(準2級以上)、TOEIC(400点以上)の合格を基本的な到達目標とする。
春学期に続いて、英検準2級をめざして、着実に学修を進める。
秋学期には、特に長文読解に重点をおいて、春学期に学修した事項を応用して解答できるようにしたい。
履修のポイント及び留意事項
本授業の履修は、英検2級、準2級の取得を目指している学生の履修が望ましい。授業に関する予習・復習はもとより、普段の自己学習が検定試験合格の大きなカギとなる。英和辞典(電子辞書可)及びノートは、各自必携のこと。
講義日程

テーマ内容
第1週リスニングの練習(英文を聞いて質問にこたえる練習)、TOEICのリスニングも練習する左記のテーマにそって学修するが、秋学期には、「どのような内容か」をより理解してリスニングができるように留意する
第2週語彙力養成、長文読解、リスニングの練習左記のテーマに役立つように、典型的な不定詞を復習する
第3週語彙力養成、長文読解、リスニングの練習左記のテーマにそって時制について復習する、頻出問題を確認しながら着実に理解することをめざす
第4週語彙力養成、長文読解、リスニングの練習(英検準級とTOEICの両方を比較してみる)左記のテーマにそって時制についての学修を継続するが、基本的かつ例外的な使用法を確認する
第5週長文の語句空所補充問題の練習、リスニングの練習長文を読み進み、意味内容を理解していないと解答できない問題なので、これまでの学修の成果を踏まえて学修を進める
第6週長文の語句空所補充問題の練習、リスニングの練習左記のテーマでは、自分の文法理解の弱点に気づくことができるので、学修意欲向上が期待できる
第7週長文の語句空所補充問題の練習、リスニングの練習頻出される比較構文を復習して、長文をよみこなせるようになる
第8週長文の語句空所補充問題の練習、リスニングの練習(英検準2級とTOEICの問題を比較してみる)能動態と受動態を復習して、長文を読みやすくする
第9週短い会話文の空所補充問題の練習、リスニングの練習春学期に学修した内容から一歩すすんで、場面の内容や会話の目的から解答できるように練習する
第10週短い会話文の空所補充問題の練習、リスニングの練習解くに日常会話で頻繁に使用される表現を復習する
第11週短文中の語句の並べ替え問題、リスニングの練習名詞について復習しながら、頻出問題を解き、特徴のある名詞について理解を深める
第12週短文中の語句の並べ替え問題、リスニングの練習代名詞について復習する、似たような単語の場合には短文の中で使用法を理解することが大切である
第13週長文の語句空所補充の問題の練習、リスニングの練習(英検準2級とTOIECの問題を比較するこれまでの学修成果をもとにして、長文の語句空所補充問題を解くが、まぎらわしい助動詞について復習し、長文が理解しやすくなるようにする
第14週長文の語句空所補充の問題の練習、リスニングの練習長文にしばしば登場する分詞について、基本的な理解を確認しておく
第15週これまでの学修成果を確認するために期末テストを実施する期末テストによって学修の効果を診断するが、復習をしっかりしておけば心配しなくて大丈夫


他の授業科目との関連
英検に合格した後を見据えて、いろいろな講義科目を積極的に履修し、話題や視野を広げることが、英語力のみでなく、他の語学力の向上にも必要となる。
評価方法
講義・授業中の小テスト、出席状況(本学の規定に従う)、授業中の学修態度、そして期末テストの結果で評価を行う。講義・授業中に眠っていたり、私語や携帯電話を使用するといった学修態度が望ましくないことは言うまでもない。
教科書
英検準2級DAILY20日間集中ゼミ(旺文社英検書、旺文社編集)
英検Pass単熟語準2級(旺文社)
参考図書
授業中に紹介するが、担当教員がプリントも配布するので、学修効果を上げることができる。
オフィスアワー(授業相談)
昼休みは在室しているので、質問事項を明確にして尋ねて欲しい。必要におうじて別途時間を設定することも可能である。
学生へのメッセージ
さまざまな分野の学修が、英語を用いて可能です。各自が興味を持つ分野の学修(学校での勉強だけではなく、いろいろな勉強について)が英語を知ることによって大きく広がっていきます。英検を第一歩にして、自分の可能性をひろげてください。