講義コード 1135A
講義名 検定英語I
(副題)
開講責任部署 全体
講義開講時期 春学期
講義区分
基準単位数 1.00
時間 0
代表曜日 月曜日
代表時限 3時限
開講学科 国際文化学科
必選別 選択
履修セメスター 第1セメスター
その他
担当教員

職種 氏名 所属
准教授 ◎ 赤井 ひさ子 (指定なし)

講義概要
 本授業は、実用英語技能検定(2級、準2級以上) の取得を目的とした授業である。実用英語技能検定試験は、TOEIC(Test of English International Communication)とともに現在日本で最も実施されている英語検定試験である。また本検定試験は、就職の採用試験を受ける際の一つの条件に指定している企業も多くなっている。自分の英語力のレベルアップを目指す人はもとより、特に旅行業・ホテル関係への就職を目指す人には、是非取得してほしい英語検定試験である。
 以上のことから、授業では、英検やTOEICの受験を視野に入れ、実戦的な授業を行う。特に英検一次試験(筆記・リスニング) 対策に重点をおいて、必要なボキャブラリー・イディオムの習得、文法事項、長文読解、聴解練習などを中心に学習し、毎回、多くの模擬練習問題及び過去の試験問題を練習する。 
 クラスは、次の2クラスを開講している。
英検2級・TOEIC(500点)クラス:担当:玉置
英検準2級・TOEIC(400点)クラス:担当:赤井
到達目標
英検(準2級以上)、TOEIC(400点以上)の合格を基本的な到達目標とする。
資格試験・検定試験にはすべて傾向の把握と対策が必要なので、しかりとした目的意識を持って履修することが必要である。
履修のポイント及び留意事項
本授業の履修は、英検2級、準2級の取得を目指している学生の履修が望ましい。授業に関する予習・復習はもとより、普段の自己学習が検定試験合格の大きなカギとなる。英和辞典(電子辞書可)及びノートは、各自必携のこと。
講義日程

テーマ内容
第1週語彙力養成、慣用句の確認、リスニングの練習8対話を聞いてその対応を選ぶ問題)左記のテーマと同時に、一般動詞の使用法を復習する
第2週語彙力養成、慣用表現を学ぶ、リスニングの練習(対話を聞いてその対応を選ぶ問題)左記のテーマと同時に、一般動詞の使用法を復習する
第3週語彙力養成、慣用表現を使用した問題の特徴をつかむ、英検準2級のリスニングの練習と、TOEICテストのリスニングを比較してみる左記のテーマと同時に、一般動詞の使用法を復習する
第4週出題される動詞の特徴を理解する、リスニングの練習(対話を聞いてその対応を選ぶ問題)左記のテーマと同時に、同じような意味をもつ動詞の使用法を理解することで、出題傾向をつかむ
第5週語彙力養成、短い会話文の問題の特徴を理解する、リスニングの練習(対話を聞き、質問に対する答えを選ぶ問題)選択問題では、場面を思い浮かべること適切な回答ができる場合があるので、傾向をつかむ、また、基本となる動詞(be動詞など)の使用法を復習する
第6週英検準2級のリスニングとTOEICテストのリスニングを比較する両者のリスニングを比較し、傾向を把握する、また、左記のテーマと同時に、基本となる動詞の使用法を復習する
第7週短い会話文の練習、リスニングの練習(対話を聞き、質問に対する答えを選ぶ問題)、語彙力養成左記のテーマでは、多くの問題を解くことが必要になるので、「暗記」ではなく「場面の理解」を含めた練習をおkナウ
第8週短文中の語句の並べ替えを練習する、リスニングの練習[対話を聞き、質問に対する答えを選ぶ問題)、語彙力養成与えられた動詞が持つ特性をどのように理解するかを学修する、また、その動詞の主語を的確に見つける練習をする
第9週短文中の語句の並べ替えを練習する、リスニングの練習を、英検とTOEICの両方で行う左記のテーマの解放に役立つ、いろいろな前置詞の基本的な用法を理解することで、回答を見つけやすくする練習を行う
第10週短文註の語句の選択問題を練習する、リスニングの練習(対話を聞き、質問に対する答えを選ぶ問題)左記おテーマと同時に、頻繁に出題される前置詞の問題になれることで、受験の際の自信をつける
第11週リスニングの練習(英検とTOEICの比較)、頻出の福祉を整理する左記のテーマにそって、まぎらわしい副詞について整理し、適切な用法を習得する
第12週長文読解の練習、リスニングの練習(対話を聞き、質問に対する答えを選ぶ問題)左記のテーマとともに、長文を読む場合の会注意事項を確認する
第13週長文読解の練習、文法事項の確認、リスニングの練習(英文を聞いてそれに対する質問に回答する問題)左記のテーマに役立つ、関係詞などの文法事項を復習し、頻出問題に慣れる
第14週いろいろな場面のリスニングを練習する(電話、受付、初対面の挨拶など)ことで、頻繁に用いられる良表現を復習する左記のテーマとともに、形容詞の基本的な使用法を復習し、文法学修に慣れる
第15週期末テスト期間に、春学期のテストを実施するこれまでの学修成果を実感するために期末テストを実施する


他の授業科目との関連
検定試験合格は、その後の語学学修の励みになる。また、語学の上達には、自分の興味のある分野や必要とする分野についての、第二言語ではなく第一言語(自分が生まれた時からおぼえてきた言語)での知識が大いに役に立つ。英語関連科目だけではなく、いろいろな開講科目を積極的に履修して欲しい。
評価方法
講義・授業中に行う小テスト・クイズの結果、出席状況(本学の規定に従う),授業への積極的な参加、そして、期末テストの結果で合否判定を行う。「単位が欲しいから履修する」とか、「さわがないていれば単位が来る」といった安易な履修は望ましくない。
教科書
英検準2級DAILY20日間集中ゼミ (旺文社英検書、旺文社編集)
英検Pass単熟語準2級 (旺文社編集)
参考図書
授業中に紹介するが、担当教員がプリントも用意するので、学修効率が上がることになる。
オフィスアワー(授業相談)
昼休みは在室しているので、質問事項を明確にして尋ねてくること。必要に応じて別途時間を取ることも可能である。
学生へのメッセージ
長いあいだ英語を学修していても「なんだかよく分からない」という人は多いだろう。これは、「英語が出来ない」のではなく、これまでに学修したいろいろな事柄がいまひとつ整理されていないことが原因である場合がおおい。
英検という目標を持って、その傾向・対策を理解し、これまでの英語学習を整理することで、必ず進歩が実感できる。あせらずに、しかし着実に毎回の学修を進めてほしい。