講義コード 1140J
講義名 検定韓国語II
(副題)
開講責任部署 全体
講義開講時期 秋学期
講義区分
基準単位数 1.00
時間 0
代表曜日 木曜日
代表時限 1時限
開講学科 国際文化学科
必選別 選択
履修セメスター 第4セメスター
その他
担当教員

職種 氏名 所属
教授 ◎ 林 鍾大 (指定なし)

講義概要
 科目名に「検定」が入っているからと言って、検定取得そのものが授業の目標にはならない。検定そのものは韓国語および韓国文化を理解する一つの手段に過ぎないからである。従って、本授業としては、検定取得へ向かう諸努力の中から見出される、韓国語諸能力のアップに、授業目標を置くことにする。具体的には、本授業を通して、単語力のアップ、4級レベルの正確な発音メカニズムの理解とともに、動詞・形容詞・名詞文の終止形、疑問形、丁寧形、予定形、意志形、勧誘形、命令形、進行形などの応用形の意味の理解、それから、それぞれの表現どうしの様々な組み合わせ方の理解と応用力を図っていきたい。
 授業の中では、まず、その日取り上げるテーマに対しての意味解説を行った後、実際、その表現などを扱った練習問題などを解いていく。それが終わると、その練習問題に対して、解説を加える。それによって、その日、取り上げる表現に対して、果たして正しい理解が行われたか、あるいは、応用力は充分備わっているのかなどが問われることになる。これらの結果は、次週の授業時に毎回簡単なチェックを受けることになる。その積み重ねにより、1回や2回で覚え切れない内容が繰り返され、やがては、知識や応用能力として頭の中に定着することになる。と同時に、それらの結果がハングル検定への合格とつながることになる。なお、実際のハングル検定受験を控えては、模擬テストを何回か実施し、ハングル検定受験に対する対策としていきたい。
到達目標
1.ハングル検定4級以上を取得する。
2.さらに上位の検定合格を目指し、一人で勉強出来る能力を備える。
3.中級の韓国語能力を身に付けることが出来る。
履修のポイント及び留意事項
検定4級からは考える力を要する内容が増えるため、一つ一つの表現に対して、熟考し、理解する必要がある。
講義日程

テーマ内容
第1週講義概要説明本授業の概要とその趣旨、目標などを説明する。
第2週発音I4級以上に問題として出て来そうな発音を中心に解説し、その練習を行う。
第3週助詞類の検討似たような助詞どうしの使い方の解説とともに、その理解と練習を行う。
第4週動詞・形容詞・名詞の文末表現各種文末表現の組み合わせ方の解説とともに、その理解と練習を行う。
第5週動詞・形容詞の不規則パッチム不規則と母音不規則の解説とともに、その理解と練習を行う。
第6週検定直前対策韓国語I、韓国語IIの総復習
第7週4級模擬テストIハングル検定4級の模擬テスト実施とその解説
第8週各種連体形動詞・形容詞・名詞の連体形の解説と、その練習を行う。
第9週各種意志形動詞・形容詞意志形の使い方の違いに対する解説と、その練習を行う。
第10週命令形・勧誘形のまとめいろんな命令形・勧誘形の使い方の違いに対する解説と、その練習を行う。
第11週因果関係の接続複数ある因果関係接続語尾の使い方の違いに対する解説と、その練習を行う。
第12週目的・意図表現目的・意図表現に対する解説と、その練習を行う。
第13週4級問題体験4級問題の過去問を解く。その結果に対する解説を行い、正しい理解をする。
第14週4級問題体験4級問題の過去問を解く。その結果に対する解説を行い、正しい理解をする。
第15週テストハングル検定4級レベルの模擬テストで実施する。


他の授業科目との関連
韓国語I、韓国語II、検定韓国語Iを履修済みであること。
評価方法
出席状況、検定への合否、模擬テストの結果、期末テストの結果などを勘案し、総合的に判断する。
教科書
「TOPIK 韓国語能力試験 トピック 中級」「TOPIK 韓国語能力試験 トピック 初級」韓国語能力試験研究会編著、(株)Sidegosi企画発行

参考図書
完全マスターハングル文法、完全マスターハングル会話、完全マスターハングル単語集
(株)DHC、イムジョンデー著