講義コード 1139A
講義名 検定韓国語I
(副題)
開講責任部署 全体
講義開講時期 春学期
講義区分
基準単位数 1.00
時間 0
代表曜日 木曜日
代表時限 1時限
開講学科 国際文化学科
必選別 選択
履修セメスター 第3セメスター
その他
担当教員

職種 氏名 所属
教授 ◎ 林 鍾大 (指定なし)

講義概要
 科目名に「検定」が入っているからと言って、検定取得そのものが授業の目標にはならない。検定そのものは韓国語および韓国文化を理解する一つの手段に過ぎないからである。従って、本授業としては、検定取得へ向かう諸努力の中から見出される、韓国語諸能力のアップに、授業目標を置く。具体的には、本授業を通して、単語力のアップ、正確な発音メカニズムの理解、動詞・形容詞・名詞文の基本的な終止形、疑問形、丁寧形、予定形、意志形、勧誘形、命令形、進行形などの意味の理解とその応用力などを図っていきたい。
 授業の中では、まず、その日取り上げるテーマに対しての意味解説を行った後、実際、その表現などを扱った練習問題などを解いていく。それが終わると、その練習問題に対して、解説を加える。それによって、その日、取り上げる表現に対して、果たして正しい理解が行われたか、あるいは、応用力は充分備わっているのかなどが問われることになる。これらの結果は、次週の授業時に毎回簡単なチェックを受けることになる。その積み重ねにより、1回や2回で覚え切れない内容が繰り返され、やがては、知識や応用能力として頭の中に定着することになる。と同時に、結果的に、ハングル検定に受かることの出来る実力も備わることになる。なお、実際のハングル検定受験を控えては、模擬テストを何回か実施し、ハングル検定受験に対する対策としていきたい。
到達目標
1.ハングル検定5級を取得する。
2.さらに上位の検定合格を目指し、一人で勉強出来る能力を備える。
3.初級の韓国語能力を身に付けることが出来る。
履修のポイント及び留意事項
反復あるのみの気持ちで取り組むのが望ましい。
講義日程

テーマ内容
第1週講義概要説明本授業の概要とその趣旨、目標などを説明する。
第2週助詞類、動詞・形容詞の簡単な終止形、疑問形韓国語I、IIにおいて取り上げられた各種助詞、動詞・形容詞の簡単な終止形、疑問形などの理解とその練習
第3週発音I5級問題としてよく出題される発音を中心にその解説を行い、練習をする。
第4週動詞・形容詞の文末表現I動詞・形容詞の予定形、意志形、尊敬形の理解とその練習
第5週動詞・形容詞の文末表現II動詞・形容詞の過去形、進行形の理解とその練習
第6週5級模擬テストIハングル検定5級の模擬テスト実施とその解説
第7週5級模擬テストIIハングル検定5級の模擬テスト実施とその解説
第8週動詞・形容詞の連体形I韓国語I、IIにおいて取り上げられた動詞・形容詞の各種連体形の理解とその練習
第9週動詞・形容詞の連体形II韓国語I、IIにおいて取り上げられた動詞・形容詞の各種連体形の理解とその練習
第10週動詞・形容詞の不規則活用パッチム不規則と母音不規則の理解とその練習
第11週動詞・形容詞の否定形動詞・形容詞の否定形の理解とその練習
第12週動詞・形容詞の文末表現III動詞・形容詞の進行表現、勧誘形、命令形の理解とその練習
第13週ワガコト的・ヒトゴト的表現ワガコト的表現とヒトゴト的表現の違いの理解とその練習
第14週接続詞並列の接続と因果接続の理解とその練習
第15週テストハングル検定5級レベルの模擬テストで実施する。


他の授業科目との関連
韓国語I、韓国語IIを履修済みであること。
評価方法
出席状況、検定への合否、模擬テストの結果、期末テストの結果などを勘案し、総合的に判断する。
教科書
「TOPIK 韓国語能力試験 トピック 中級」「TOPIK 韓国語能力試験 トピック 初級」韓国語能力試験研究会編著、(株)Sidegosi企画発行
参考図書
完全マスターハングル文法、完全マスターハングル会話、完全マスターハングル単語集
(株)DHC、イムジョンデー著