講義コード 0910A
講義名 リーディング・スキルII
(副題)
開講責任部署 全体
講義開講時期 春学期
講義区分
基準単位数 1.00
時間 0
代表曜日 月曜日
代表時限 3時限
開講学科 国際文化学科
必選別 選択
履修セメスター 第3セメスター
その他
担当教員

職種 氏名 所属
准教授 ◎ 赤井 ひさ子 (指定なし)

講義概要
 本授業は、就職試験でやや高度な英語の読解能力を必要とする学生、また4年制大学への編入学を希望する学生を対象として開講されている。教材としては、国際問題、社会問題、比較文化、環境、福祉、情報などの様々な分野のトピックを取り上げ、トピックを精読していく中で、語彙力、文法事項をチェックしながら、英語から日本語に翻訳する際の基本的なコツやノウハウを含めて英語の読解能力を向上させることが目標である。
 また授業の中で、副教材の練習問題による基本的な文法事項の確認、英語学習へのアドバイス、参考図書の紹介、就職試験対策及び大学編入英語試験の傾向と対策のチェックなどについても随時、指導を行っていく。
到達目標
(1)就職試験や大学編入英語試験などに対応できる英語読解能力の育成
(2)英語の語彙力・文法力の向上
(3)自発的及び持続的な学習意欲と学習習慣の向上

リーディング・スキルIIでは、講義・授業内で実技応答などを行うことによって理解度を向上させ、スキルの上達を確認する。
本講義が修了する時点で、今後の語学学修、特に「読む」学修が自分で進められるような技術を身につけることができる。
履修のポイント及び留意事項
講義概要の趣旨に沿った学生の履修が望ましい。本授業では、授業時間だけの学習にとどまらず、予習・復習はもちろんのこと、普段からの自発的な英語学習が英語読解力の向上のカギとなることを留意していただきたい。なお各自、英語辞典(電子辞書可)、及びノートは必携のこと。
講義日程

テーマ内容
第1週ガイダンス、アンケート調査、辞書の使い方本講義の進め方の説明、読解力をつけるための辞書の使い方の説明、
第2週英文記事の読解、語彙力を高める方法国際問題についての英文を読む、語彙力をつける方法について
第3週英文記事の読解、文法事項復習について社会問題を扱った英文を読む、よく出題される文法事項の解説
第4週英文記事の読解、間違えやすい構文について社会問題を扱った英文を読む、まぎらわしい構文についての解説
第5週英文記事の読解、類義語について比較文化を扱った英文を読む、全体を理解するための読解方法について
第6週英文記事の読解、反意語について情報関連の話題を扱った英文を読む、接頭語・接尾語に気づいて語彙を増やす方法
第7週英文記事の読解、比較構文について福祉問題を扱った英文を読む、日本語と異なる表現を使う英文を復習する
第8週大学編入の過去問題の練習実際の過去問題から、傾向と対策を解説
第9週大学編入の過去問題の練習実際の過去問題から、よく出題される構文を解説
第10週大学編入の過去問題の練習実際の過去問題から、全体の意味を素早く把握する方法を解説
第11週大学編入の過去問題の練習実際の過去問題から、出題の傾向を読み取るコツについて解説
第12週就職試験問題の練習就職試験で出題される英語の傾向と対策を解説、実際の問題にも取り組む
第13週就職試験問題の練習就職試験で出題される英語の文法問題についての練習と解説
第14週就職試験問題の練習就職試験で出題される英語の読解問題に取り組む
第15週期末テスト期末テストによって学修成果を確認する


他の授業科目との関連
他の英語関連科目を積極的に履修すること。
また、日本語や他の言語で、自分が目指す分野についての理解をふかめておくことが、英語の読解力向上に大いに役に立つので、日常生活での努力を心がけて欲しい。
評価方法
授業中の質疑応答などには積極的に参加すること。すなわち、平常点が評価の対象となる。(辞書を持参しないとか日本語訳は教員の訳したものを書くだけといった履修態度は自分の読解力向上の妨げになるので注意すること。)期末試験では規定の点数を取得すること。点数が足りない学生に対しての補講や追試は行わない。
教科書
5週刊入試突破問題集基本英文法、矢野浩司著、開拓社
ISBN番号
ISBN4-7589-1501-6
参考図書
随時授業中に紹介するが、新聞・ニュースなどで時事問題にふれておくと、英文で同様の話題をよむ時に理解し易い。
オフィスアワー(授業相談)
昼休みは在室なので、質問事項を明確にして来室すること。また、必要に応じて、別途時間を取ることも可能である。
学生へのメッセージ
語学力向上は瞬時には望めない。自己学習の習慣、いろいろな事柄への興味、修得した知識をいかに応用するか、といった総合的な努力が必要になる。本講義をきっかけに、各自が自分に合った学修法を見つけてほしい。