講義コード 1113A
講義名 モバイルコミュニケーション
(副題)
開講責任部署 全体
講義開講時期 春学期
講義区分
基準単位数 2.00
時間 0
代表曜日 水曜日
代表時限 2時限
開講学科 情報処理学科
必選別 選択
履修セメスター 第1セメスター
その他
担当教員

職種 氏名 所属
非常勤講師 ◎ 塘 将典 (指定なし)

講義概要
急速な成長を遂げる情報化社会においてケータイをはじめとするモバイル端末は我々にとって欠かせない存在となった。特に日本のケータイにおいてはインターネット接続が世界的に見ても先駆けて行われ、独自の発展を遂げている。また近年では、BlogやSNSなど、ソーシャルメディアを通じて個人が自由に情報を発信、あるいは共有する機会が増え、インターネットを通じたコミュニケーションが日常的に行われるようになった。
本講義では、こうした情報社会のなかで、必要とされる情報倫理や情報セキュリティについて理解する。また、必要な情報を効率良く探し、有用な情報を発信・共有するといった基本的なスキルや知識を身につける。
到達目標
(1)情報倫理、情報セキュリティについて理解する。
(2)インターネット上に散在する様々なサービスを活用し、情報の収集・発信する能力を身につける。
(3)情報技術の発達とビジネスモデルの変動を時系列的に考察し、理解を深める。
履修のポイント及び留意事項
講義の中だけではなく、日常生活のなかで積極的にソーシャルメディアを利用し、歴史的背景と現状の理解、それから、情報社会の今後の展望について考えてほしい。
講義日程

テーマ内容
第1週講義概要本講義の全体的な流れを説明する。
第2週モバイルコミュニケーションモバイルにおける様々なコミュニケーション方法を知る。
第3週ソーシャルメディアソーシャルメディアを通じて情報収集、情報発信、情報共有の方法を習得する。
第4週情報とセキュリティ利便性とセキュリティの相反関係について考察する。
第5週情報と倫理情報社会におけるマナーやモラルについて考察する。
第6週インターネットとケータイ携帯インターネット黎明期について歴史を知る。
第7週日本型ケータイ文化独自の文化を築いた日本型ケータイについて考察する。
第8週日本型ビジネスモデル日本におけるキャリア主導の垂直統合ビジネスモデルについて考察する。
第9週高機能化するケータイ超高機能ケータイ時代からスマートフォンへのシフト、モバイル端末の今を知る。
第10週高機能化するケータイセンサ、通信、蓄電池など周辺技術について考察する。
第11週クラウドコンピューティングクラウドコンピューティングとスマートフォンの関係について考察する。
第12週多様をきわめるツール群様々なツールやサービスを利用しながらその特徴について考察する。
第13週ライフスタイルに取り入れる前週で考察したツールやサービスの中から、自分のライフスタイルにあった活用方法を考え、習得する。
第14週まとめ本講義の総括。
第15週定期試験定期試験。


他の授業科目との関連
第2セメスターに開講されるインターネットコミュニケーションと併せて受講する事が望ましい。
評価方法
定期試験結果、レポート内容などの理解度(60%)出席・授業態度(40%)の割合で評価する。
教科書
使用しない。
参考図書
使用しない