講義コード 1111J
講義名 ディジタルメディアII
(副題)
開講責任部署 全体
講義開講時期 秋学期
講義区分
基準単位数 2.00
時間 0
代表曜日 水曜日
代表時限 2時限
開講学科 情報処理学科
必選別 選択
履修セメスター 第2セメスター
その他
担当教員

職種 氏名 所属
准教授 ◎ 八尋 剛規 (指定なし)

講義概要
本講義は1セメスター開講のディジタルメディアIの後継授業である。ディジタルメディアIで取り扱った講義内容を基に、実際の様々なディジタルメディアについて技術的・文化的側面の両方から解説する。
到達目標
(1)様々なディジタルメディア(機器)の活用方法と役割について述べることができる。
履修のポイント及び留意事項
ディジタルメディアIを履修していることが望ましい。ディジタルメディアIの講義内容をすべて理解していることを前提として授業を展開する。
講義日程

テーマ内容
第1週ディジタルメディア我々が日常的に利用するディたるメディアについて、概論的に解説する。
第2週ディジタルカメラの技術いわゆる「デジカメ」についてその技術と今後の動向について解説する。ディジタルカメラの基本的な仕組みと、それを構成する主要なレンズ、CCDについて、さらにコンパクト型ディジタルカメラ、一眼レフ型ディジタルカメラの違い、用となどについて解説する。
第3週ディジタルカメラの利用(1)ディジタルカメラには高性能なプロセッサーが内蔵され、意識しなくてもきれいな映像を記録することができる時代であるが、それも万能ではない。特に、レンズやスピードライトの使用方法、構図などは撮影者の技量が直接影響する要素であり、写真の出来に強く影響する。これらの特徴を理解したうえでディジタルカメラを使う方がよい。なぜなら、そのシャッターチャンスは二度と訪れることがないからである。
第4週ディジタルカメラの利用(2)撮影した写真の管理方法について解説する。「SDカードに保存したまま」という光景をよく見るが、危険であるし、もったいない話である。保存の方法から、知り合いへの配布方法などについて解説する。
第5週ディジタル音楽プレイヤーWalkMan,iPodをはじめ多くのディジタル音楽プレイヤーが発売され、利用されている。これらの機器について技術的側面と文化的側面から解説する。
第6週ディジタル音楽プレイヤーと関連技術、地デジとビデオレコーダーディジタル音楽プレイヤーを単なるポータブル音楽プレイヤーとして利用する時代は終わった。Didital Living Network Alliance (DNLA)やDigital Transmission Content Protection over Internet Protocol (DTCP-IP)などの技術を併用すれば、自宅のPCに入れている音楽を再生したりできる時代である。
第7週映像産業におけるディジタル化(1)地デジなどの放送メディアだけでなく、映画その他の映像産業でもディジタル化が行われておる。映画では、ブルーレイの普及により映像のリマスターが行われ、より高画質の映像になったコンテンツが発売されている。なぜこれらがユーザに求められるのか?それを支える技術は何であるのか?DTSやAAC,Dolby Digitalという単語の解説なども含めて行う。
第8週映像産業におけるディジタル化(2)
第9週映像産業におけるディジタル化(3)
第10週World Wide Web再考インタネットにおけるディジタルメディアの流通の中心はWorld Wide Webである。他の授業でも取り上げられることの多いWorld WIde Webであるが、この授業でもディジタルメディアの観点から再度解説を行う。
第11週ディジタルメディアと著作権様々なメディア上のオブジェクトを私的利用で使用する分には問題が起こらないが、これらを広く公開したりビジネスに利用しようとすると著作権問題にぶつかる。また自分が作成した著作物を守る方法などについて解説する。
第12週ディジタルメディアを仕事に活かす(1)
第13週ディジタルメディアを仕事に活かす(2)
第14週ディジタルメディアを仕事に活かす(3)
第15週まとめ


評価方法
授業態度・課題提出・出席状況・試験などにより総合的に判断する。正当な理由なき遅刻は出席として取り扱わない。次に、毎時間行う試験の平均正解率が6割を超えることを最低条件とする。
教科書
使用しない。授業資料等は適時Web上に公開する。
参考図書
特になし
学生へのメッセージ
日常生活の中で接する様々なディジタル機器のディジタルメディアの疑問を解決する授業です。