週 | テーマ | 内容 |
第1週 | ガイダンス | 「ディジタルメディア」の定義について。実はディジタルメディアの定義は定かではない。本講義で取り扱うディジタルメディアについての仮定と概要について述べる。 |
第2週 | アナログとディジタル | 現存する事象はすべてアナログである。これを今日の情報ディジタル機器で取り扱うには、アナログ情報をディジタル情報に変換する必要がある。その方法について解説する。数量化、サンプリング周波数、PCMなどについて解説する。 |
第3週 | 圧縮 | アナログをディジタルに変換するだけでなく、情報通信路や記録媒体を効率よく利用するために圧縮という技術が用いられている。実際、ディジタルカメラ、ポータブルオーディオプレイヤー、携帯電話、地デジなどあらゆる場面で利用されている圧縮の技術について、その基本的な部分に限って解説する。 |
第4週 | 記録媒体 | ディジタル情報を記録する媒体について解説する。 |
第5週 | 通信媒体 | ディジタル情報を地理的に離れた場所に伝送する通信の技術について解説する。詳細についてはコンピュータネットワークの授業に譲るが、本講義では物理的な通信路(有線と無線)について主に解説する。 |
第6週 | CPUの性能 | ディジタル機器にはかならずCPUあるいはそれに代わるものが搭載され、それらの機器の中枢を担っている。このCPUの処理能力について解説する。また、CPUの歴史的推移についてもふれ、今後どのようにCPUの性能が向上していくかを予測する。 |
第7週 | 携帯電話、スマートフォン(1) | 携帯電話の通信・通話の仕組み、これが社会に与えた絵影響、今後のケータイ文化について解説する。 |
第8週 | 携帯電話、スマートフォン(2) | |
第9週 | 携帯電話、スマートフォン(3) | |
第10週 | WiFiと移動通信 | 高速通信は有線でという時代から、高速通信も無線でという時代に変わってきた。近年、ケータイの回線を用いた高速データ通信が安価に行えるようになった。その技術と社会に与える影響について解説する。 |
第11週 | ディジタル放送 | 地上ディジタル放送時代に突入した。なぜ地上アナログ放送から地上ディジタル放送に変わる必要があったのか。その技術と他の通信技術との関係について解説します。 |
第12週 | バッテリー | 情報機器の動作には電力は欠かせない。商用電源が確保できる以外の場所ではバッテリーが必要となる。ここではバッテリの技術について解説する。 |
第13週 | 小型・可搬型になる情報機器 | 情報機器を地理的制約から解放することを実現した裏には、さまざまな技術の確立がある。この関連技術について、これまでの授業内容と関連して解説する。 |
第14週 | センサー | 世の中の様々な事象をデジタル化するにはまず電気信号に変換することが必要である。これを担うのがセンサーである。センサーにより電気信号化できれば、保存・伝送が可能となる。
われわれが日常的に利用するセンサーから開発中のセンサーまで幅広く解説し、今後の動向についても探る。 |
第15週 | まとめ | |