講義概要 |
授業等を通じて修得した知識や技術をベースに、一つのテーマに沿って探求していく、あるいは作品を創造していくことは、自分自身をより高めることができると共に、実社会に向けての礎を築く上で極めて重要である。
卒研ゼミナールIにおいては、各ゼミナールから提示されたテーマの中から一つを選択し、個人あるいはグループでそのテーマに沿って調査活動、あるいは制作活動等を行い、卒研ゼミナールIIの中で実施される卒研発表会において、その成果を集大成としてレポートにまとめる。
本ゼミナールのテーマは、 南アジア地域文化研究である。各自がこの地域について、興味を持っている事柄を選び(文化全般、歴史、現代情勢など)、資料収集から着実に大学生らしいレポートを作成する。 |
到達目標 |
南アジア地域についての知識・理解を深め、各自のテーマにそったレポート作成により学修成果を確認する。特に、多言語・多民族・多宗教という地域が持つ特性について、より広い視野から検討することを目標とする。この地域で広く用いられている英語の文献を使用して、学修を進めることが出来るようになることも、本講義の目標のひとつである。
レポート作成の基本的な知識を実践的に学ぶこともできる。 |
履修のポイント及び留意事項 |
テーマに沿った活動は、時間割に設定されている時間帯だけでは不十分である。日々の継続した活動を通じて、成果を上げることを期待する。 |
講義日程 |
週 | テーマ | 内容 |
第1週 | テーマ説明と活動計画 | 卒業研究テーマの実施内容、到達目標等を説明し、卒業研究に対する理解を深める、また、半期の活動計画を策定し、目標到達に向けた筋道をつける。 | 第2週 | 研究活動 | テーマに沿った研究活動を推進する。 | 第3週 | 研究活動 | テーマに沿った研究活動を推進する。 | 第4週 | 研究活動 | テーマに沿った研究活動を推進する。 | 第5週 | 研究活動 | テーマに沿った研究活動を推進する。 | 第6週 | 研究活動 | テーマに沿った研究活動を推進する。 | 第7週 | 中間報告 | 各自の研究の進捗状況を発表しあい、質疑応答をすることで、今後の研究の参考にする。 | 第8週 | レポートとはなにか? | レポートの基本的な形態についての理解を深める。 | 第9週 | 研究活動とレポート作成 | テーマに沿った研究活動を推進する。 | 第10週 | 研究活動とレポート作成 | テーマに沿った研究活動を推進する。 | 第11週 | 研究活動レポート作成 | 資料の扱いと註のつけかたについての理解を深める | 第12週 | レポート作成 | レポート作成を進める | 第13週 | レポート作成 | 資料の扱いを確認し、レポート作成を進める | 第14週 | レポート作成 | レポートの形式を確認しながら、仕上げにむけて作業を継続する | 第15週 | レポートの仕上げと提出 | 各自がレポートを仕上げて提出する。また、簡単な発表を行う。 |
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他の授業科目との関連 |
卒研ゼミナールは、2年間の集大成である。そのため、全ての開講科目が本科目のベースとなる。 |
評価方法 |
活動成果、取組み状況、報告内容等を総合的に評価する。 |
教科書 |
特定の教科書は使用しない。 |
参考図書 |
各自のテーマに沿った書籍を随時紹介する。また、各自が参考図書を探すことも、このゼミナールの目標のひとつである。 |
オフィスアワー(授業相談) |
昼休みは在室しているので、まず、この時間帯に質問事項を明確にして来室すること。必要に応じて別途時間を設定することも可能である。 |
学生へのメッセージ |
卒研ゼミナールは、テーマに沿った探究活動や制作活動を通じて、2年間の集大成を目指すものである。到達目標に向けて最後まであきらめることなく、日々の継続した活動を期待する。 |