講義コード 0716A
講義名 韓国語I
(副題)
開講責任部署 全体
講義開講時期 春学期
講義区分
基準単位数 1.00
時間 0
代表曜日 水曜日
代表時限 1時限
開講学科 両学科
必選別 選択必修
履修セメスター 第1セメスター
その他
担当教員

職種 氏名 所属
教授 ◎ 林 鍾大 (指定なし)

講義概要
 韓国語は、この地球上の言語の中で、最も日本語と近い言語である。学んでいけば、両国語の間に、驚くほどの共通点が潜んでいることが見えてくる。しかし、それが外国語である以上、それ相応の学習上の難しさは当然伴われる。韓国語Iを通しては、発音から始まり、基本的な表現、文法などを学んでいくが、そのような共通点と違いに興味を覚えつつ、各活用形の基本をしっかり身に付けていく。
 本授業は、まず韓国語の発音から始まる。韓国語の発音は、一般的に難しいと言われているが、発音のルールをしっかり理解しておけば、実際の音の出し方に、日本語も韓国語もないということを、授業を通して例示していく。その次に、名詞を中心に、基本的な助詞、それから、「名詞+動詞」の文章や、「名詞+形容詞」の文章における、終止形、疑問形、否定形、指示表現などの簡単な表現または文章を学んでいく。
 毎回の授業は、まずはその日、取り上げられる表現に対して簡単な説明が行われ、その表現を使った例文の読みが続いた後、その表現を使った会話の練習などを練習していくことになる。語学の上達度は、人によってまちまちで、最初の習得が速い人もいれば、だんだん伸びて来る人もいる。従って、授業はそのような個人差を無視するものではなく、尊重し、配慮しながら進めていくものになる。授業の進め方は、教師の方からの一方的なものにはならず、生徒とのキャッチボールの中で進めていく。
到達目標
1.韓国語発音の仕組みを理解する。
2.ルールに従って発音する習慣を身に付ける。
3.基本的な助詞、動詞、形容詞の使い方、簡単な表現の作り方を覚える。
4.簡単な日常会話表現を理解することが出来る。
履修のポイント及び留意事項
韓国語の文字がどのような音を出すのかを覚え、例文や会話表現が出て来た時に、文字を見てしっかり読んで行けるようにすることが要求される。
講義日程

テーマ内容
第1週講義概要説明この授業の概要とその趣旨、目標などを説明する。
第2週韓国語の発音I韓国語の文字の形、基本母音、複合母音、基本子音
第3週韓国語の発音II基本子音、双子音、複合子音、激音と濃音
第4週韓国語の発音III連音、パッチム法則、有声音化
第5週韓国語の発音IV激音化、鼻音化、舌側音化
第6週基本助詞I韓国語の助詞 −「が、は、を」、「に」、場所の「で」
第7週基本助詞II韓国語の助詞 − 手段・方法の「で」、方向・方角の「へ」、「と」、「も」
第8週名詞+だ、である、です
動詞+ます、ますか
1.名詞相当語句の後に続く「だ、である、です、ですか」の学習とその練習
2.動詞+「ます、ますか」の学習とその練習
第9週動詞+ます、ますかワガコト的「ます(か)」表現の学習とその練習
母音不規則やパッチム不規則の理解とその練習
第10週韓国語のコソア1.この・その・あの     2.これ・それ・あれ 
3.ここ・そこ・あそこ
第11週動詞・形容詞の否定動詞・形容詞の否定表現
第12週動詞の可能否定動詞の可能否定表現
第13週動詞・形容詞の疑問形動詞・形容詞の簡単な疑問形の学習とその練習
第14週復習総まとめと復習
第15週テスト筆記テストと、口頭テスト、両方を実施する。


他の授業科目との関連
韓国語II、III、IV、観光韓国語I、II、検定韓国語I、IIを履修するためには、必ずこの韓国語Iを履修すること。
評価方法
出席状況、授業への積極性、テストの結果などを勘案し、総合的に判断する。
教科書
韓国語I、II(初回の授業時に詳細を案内する)
参考図書
完全マスターハングル文法、完全マスターハングル会話、完全マスターハングル単語集
(株)DHC、イムジョンデー著