講義コード 944HJ
講義名 青年期の心理
(副題)
開講責任部署 全体
講義開講時期 秋学期
講義区分
基準単位数 2.00
時間 0
代表曜日 月曜日
代表時限 1時限
開講学科 両学科
必選別 選択必修
履修セメスター 第2セメスター
その他
担当教員

職種 氏名 所属
非常勤講師 ◎ 中島 良 (指定なし)

講義概要
 青年期とは、子どもの時代から大人の時代へ突入する過渡期である。この時期に立つ学生が自分自身をよく知り、振り返ることは学生の今後に大いに役立つと考えられる。本講義では、青年期の心理について、発達の視点や社会的な立場の視点、それらも含めた精神的健康の視点から学習していく。講義を通して、青年期を生きる短大生としての自分に着目し、振り返り、今を、そして将来をよりよく生きるヒントを掴むことを目的とする。講義の内容は自分を振り返るきっかけを与えるもので、専門的な既習知識や講義を通しての専門的理解は目的としない。また、講義の後半数セッションでは、心理測定尺度などを用いて自分自身を客観的に振り返る。
 講義は、毎回講師が配布する資料を元に行なわれ、その時に学生自身が考えること、感じることを重視する。そのため、予習や復習は特に指定しない。その代わりに、学生には、講義をきっかけとし、普段の生活において自分自身を振り返ろうとする姿勢が望まれる。本講義は、講師が学生に働きかける講義形式で行なうが、受講学生には、積極的に講義に「参加」する(質問や発言など)ことが望まれる。
 評価は、出席も考慮するため、全ての授業に出席することが求められる。また、特に#5,9においては、成績評価に関わる中間レビューを行なうため、欠席せずに受講することが必要である。
到達目標
1.心理学的な視点から、青年期を生きる自分の立場を理解することができる
2.今、ここの自分を見つめ、理解を深める
3.自分の理解や体験を他人にわかりやすく伝えることができる
4.自分の学習に責任を持ち、将来の学習を自律的に行なうことができる
履修のポイント及び留意事項
毎回心理学の知見を学ぶ講義形式の授業である。履修条件は特に指定しない。
講義日程

テーマ内容
第1週授業概要説明本授業の趣旨や成績評価法などについて説明する
第2週発達の視点から1幼児期から思春期の発達課題について学ぶ
第3週発達の視点から2青年期の発達課題について学ぶ
第4週発達の視点から3壮年期や老年期の発達課題について学ぶ
第5週発達の視点から4発達の視点からみたまとめと、自分についての中間レビュー1を行なう
第6週発達の視点から5これまで学習した内容をまとめる
第7週社会の中の青年1社会心理の視点から、日常で見られる心理現象について学ぶ
第8週社会の中の青年2青年期の友人関係について学ぶ
第9週社会の中の青年3青年期の恋愛について学ぶ
第10週社会の中の青年4社会的立場としての青年のまとめと、中間レビュー2を行なう
第11週社会の中の青年5これまで学習した内容をまとめる
第12週自分を知る1心理測定尺度を通して自分を知る
第13週自分を知る2心理測定尺度を通して自分を知る
第14週自分を知る3これまで学習した内容をまとめる
第15週テスト講義室にてテストを行なう。指示は別途行なう。


他の授業科目との関連
他の講義と特に関連はしないため、既習知識の必要性はなく専門的理解は目的としない
評価方法
授業への出席、中間レビュー、最終テストを総合して評価する。
教科書
指定しない。毎回講師が資料を配布する。
参考図書
より深く学びたい学生に対しては随時授業中に紹介する。