講義コード 0817A
講義名 まちづくりNPO演習
(副題)
開講責任部署 全体
講義開講時期 春学期
講義区分
基準単位数 2.00
時間 0
代表曜日 水曜日
代表時限 2時限
開講学科 国際文化学科
必選別 選択
履修セメスター 第3セメスター
その他
担当教員

職種 氏名 所属
准教授 ◎ 竹内 裕二 (指定なし)

講義概要
本講義は、受講生自身が実際に現場へ出て行き、自分自身の目で現地を確かめ、課題を見つけ出し、解決する能力の基礎を養ってもらうことを目的にしている。このような講義を行う背景として、多くの企業や行政機関などが、地域で積極的に活動する人材を求めているからである。それゆえにこれからの時代を生き抜く君たちにとってこの能力を持つことは、自分自身を生かす上での武器になるだろう。そこで、この能力を育成する題材として、地域の中に数多く存在する都市問題に注目し、地域の活性化に寄与する取組を行いたい。それゆえ、地域住民をも巻き込んだ講義を行う予定である。
本講義の進め方および概要は、履修した者に対し、個人またはグループで調査を行い、その結果を基に実践活動につなげていく。今年度は、地域研究として「地域資源開発Ⅰ及びⅡ」の活動に連動し、1学年の学生と異なる、ワンステップアップした活動実践を行う。その上で、この講義では、この課題に対して調査し、その対応策を考え、体外的に提言することを目標に作業を行う。その過程で、履修した学生諸君が企画立案した行事やイベント(一般市民を対象としたもの)を実施し、学生ならではの提案を見出したい。このような講義の流れを踏まえ、実践的に地域で活動する手法や大人としてのコミュニケーション能力について学び、地域活動における諸問題について理解を深める機会としたい。その上で、今後の取組みとして何が必要なのかを探る。
※履修者数、理解度に応じて、下記の授業内容を変更する可能性がある。また、状況に応じて講義テーマや講義日を変更する場合がある。また、この講義は学外活動があることを了承した上で受講して欲しい。
到達目標
本講義の達成目標は、以下の通りである。
(1)物事に対し計画する能力を高める
(2)活動を通じて、専門性を高める
(3)年齢の異なる人たちとのコミュニケーション能力を持つ
(4)チームワークの大切さを修得する
(5)就職に向け、社会人となるための基本的なスキルを修得する
(6)社会人としての基礎的マナーを学ぶこと
履修のポイント及び留意事項
地域活動、まちづくり、ボランティア活動に関心のある学生の履修を期待する。本講義は、受講生の積極性が求められる。資料を基に講義を行ない、学生諸君が自ら考え、討議し、調査、研究、発表することを中心に講義を行なう。この講義は、現場活動が必ずあることを確認の上、受講すること。
講義日程

テーマ内容
第1週授業概要説明本授業の趣旨について説明する。まちづくりNPO演習に関する基本的な考え方について、認識を共有する。
第2週テーマの状況を知る1テーマに関する状況を把握する。
第3週テーマの状況を知る2テーマに関する状況を把握する。
第4週現場に行ってみよう!現地視察を行う。
第5週コンセプトづくり実践活動を行うためのコンセプトづくり
第6週基本方針づくりコンセプトに対しての基本方針づくり
第7週具体案づくり基本方針に基づく具体案づくり
第8週実践活動1実践活動のための準備
第9週実践活動2実践活動の実施
第10週実践活動3実践活動の実施
第11週実践活動後の整理活動修了後のデータの整理
第12週報告書の作成1実践活動に基づく成果を報告書にまとめる。書き方について。
第13週報告書の作成2実践活動に基づく成果を報告書にまとめる。報告書作成のポイント
第14週報告書の作成3実践活動に基づく成果を報告書にまとめる。プレゼン方法のコツ


他の授業科目との関連
地域社会に関する科目において、地域社会での人間関係や地域との関わり方に関する課題がある。その基本的な考え方について、他の科目では伝えきれない部分をボランティアの視点から学修する。
評価方法
課題提出、試験結果、出席状況、学習態度などを総合的に評価する。
教科書
使用しない
参考図書
適宜、案内をする
オフィスアワー(授業相談)
随時
学生へのメッセージ
まちづくりを体験することで、あなたの生活する世界が変わる。
授業用URL
http://ttime.ftokai-u.ac.jp
授業用E-mail
takeuchi@ftokai-u.ac.jp