講義コード 1005J
講義名 観光学概論II
(副題)
開講責任部署 全体
講義開講時期 秋学期
講義区分
基準単位数 2.00
時間 0
代表曜日 木曜日
代表時限 5時限
開講学科 国際文化学科
必選別 選択
履修セメスター 第2セメスター
その他
担当教員

職種 氏名 所属
講師 ◎ 大方 優子 (指定なし)

講義概要
 本講義は、「観光学概論1」に引き続き、観光とは何か、また現代の観光がどのような構造をもち、どのような事柄とかかわりをもっているのかについて学習する。
 「観光学概論1」においては、観光の歴史、また現状や課題について主に産業という側面から学んだが、本講義「観光学概論2」ではこれらの基礎的理解をふまえて、現代観光の仕組み・役割・影響と特徴を、社会とのかかわりや人間生活における位置づけという側面から考える。
 前半は、観光との社会とのかかわりについて、行政、経済、環境、地域社会、開発などの観点から多面的に学ぶ。後半は、社会的な人間行動という側面から観光現象をとらえ、人間生活における観光の意味について、心理や福祉、教育などの観点から考察する。
到達目標
1. 社会、経済的事象として観光の意味と意義を理解する。
2. 社会的な人間行動としての観光の意味と意義を理解する。
3. 現代観光が抱える問題について理解した上で、よりよい観光のあり方について自分なりの考えを持つ。
履修のポイント及び留意事項
東海大学観光学部への編入を目指す学生は必ず履修すること。
講義日程

テーマ内容
第1週ガイダンス授業の概要と進め方、基礎用語の確認
第2週観光と社会のかかわり(1)観光の諸制度(行政・政策)
第3週観光と社会のかかわり(2)観光と経済
第4週観光と社会のかかわり(3)観光と環境
第5週観光と社会のかかわり(4)観光と地域社会
第6週観光と社会のかかわり(5)観光における開発と保護
第7週人間生活における観光(1)余暇活動としての観光
第8週人間生活における観光(2)観光者の心理、観光行動の成立
第9週人間生活における観光(3)観光行動の対象(自然と文化)
第10週人間生活における観光(4)観光行動の対象(暮らしと交流)
第11週人間生活における観光(5)観光と教育
第12週人間生活における観光(6)観光と福祉
第13週人間生活における観光(7)観光事業の労働と人材
第14週まとめ現代観光がかかえる課題
第15週学期末試験


他の授業科目との関連
「観光学概論1」と関連しているため、あわせての履修が望ましい。
評価方法
出席状況、授業態度、毎講義時の小テスト、学期末試験に基づき総合的に評価する。
教科書
なし
参考図書
「現代観光総論」前田勇編著(学文社)
オフィスアワー(授業相談)
水曜1限、2限
授業用E-mail
okata@fokai-u.ac.jp