週 | テーマ | 内容 |
第1週 | 講義の概要 | 講義の進め方、評価の仕方。この講義の目的と履修した学生に期待されることに関する全体的な説明。 |
第2週 | ヨーロッパとは? | ヨーロッパとは何を意味するのか。その語源的な意味と、ヨーロッパという言葉に託された意味:Europe(エウローペ)とギリシャ神話 |
第3週 | 地理的理解 I
| ヨーロッパをまず視覚的に理解してもらう。どこからどこまでがヨーロッパか:ユーラシア大陸の中にひしめき合う諸国家。国境を接する国々。 |
第4週 | 地理的理解 II
| 地理的・文化的な側面から<分割・分断>されるヨーロッパ。西欧、中欧、東欧の区分。強国に挟まれた小さな国々。 |
第5週 | 地理的理解 III
| 宗教的・文化的な展開に現われる地域性。地理的配置が語る関係。例:バルカン半島の国々と、宗教、民族、言語のモザイク模様 →旧ユーゴスラビアの悲劇。 |
第6週 | ヨーロッパの歴史的理解
古代 | ヨーロッパ世界における古代ギリシャの役割。現代にまで連綿と連なるギリシャの影響。地中海に展開されたヘレニズム文化。 |
第7週 | ヨーロッパの歴史的理解
中世 | キリスト教と出会ったローマ帝国。キリスト教世界が作り上げた文化と世界観:極端な二面性、光と闇の対立。中世は<暗黒の>時代なのか。 |
第8週 | ヨーロッパの歴史的理解
近大 | ルネッサンスと宗教改革。二つの大きな事件が起こるまでの道程と意義。
これらの事件が、どのような時代を開いたのか。<人間>と科学の誕生と。
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第9週 | ヨーロッパの歴史的理解
現代 | ヨーロッパが引き起こした、20世紀の数々の事件とその後。およびEUの現状。 |
第10週 | グループ発表1
ヨーロッパの歴史や文化を、各グループで調べてそれをPower Pointで発表する
| グループに別れ、それぞれのグループがヨーロッパに関して興味のある対象を、自由に選び、それを30~40分程度で発表する。
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第11週 | グループ発表2 | 内容に関しては、ヨーロッパに関係するものであれば、個別の事象であろうが、一つの国であろうが、EUのような全体であろうが認める。
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第12週 | グループ発表3 | ただ、なぜそれを選んだのか? 選択の理由、主題の調査の仕方、そして最後の発表時のプレゼンテーションまでを評価する。 |
第13週 | グループ発表4 | 並行して、テーマ選択、調査方法、プレゼンの方法等を指導する。 |
第14週 | グループ発表5 | 並行して、テーマ選択、調査方法、プレゼンの方法等を指導する。 |
第15週 | 最終試験 | この授業の理解度を図る試験を行う。 |