講義コード 1003J
講義名 医療事務II
(副題)
開講責任部署 全体
講義開講時期 秋学期
講義区分
基準単位数 4.00
時間 0
代表曜日 水曜日
代表時限 4時限
開講学科 情報処理学科
必選別 選択
履修セメスター 第2セメスター
その他
担当教員

職種 氏名 所属
非常勤講師 ◎ 古賀 正美 (指定なし)

講義概要
生活環境が変わっても「一生続けられる仕事がしたい」と考える女性に人気の『医療事務』。その秘密は、厚生労働大臣が定めた保険基準による仕事で、全国の医療機関で活かせる専門職だからである。勤務形態も正社員、派遣、パートなど幅広く、結婚・出産をした後でも比較的容易に復帰できる息の長い仕事である。
・医療事務は、病院・クリニック等医療機関の事務職で、「受付窓口会計」「保険請求書類の作成」等がその主な業務内容になる。厚生労働省が定めた保険基準に沿った内容の全国共通の業務となっている。その「技術」や「知識・経験」が全国の医療機関で活用できる上、しかも確実に「キャリア」になる専門職である。
・築いた「キャリア」や「経験」が全国どこの医療機関でも重宝され、就職時にとても強いと言える。医療事務はキャリアが活かせるので、結婚・出産後の再就職にも有利で、勤務形態も正社員・派遣・パートと自由に選べる。
◆育児・家事と両立しながら医療事務の仕事を長く続けられる方が多いのも魅力。家庭にこもることなく、社会と関わりを持ち続けたい!仕事で自分を活かしたい!そして自分を磨き続けたい!という多くの女性が活躍している。まさに、「自立」を目指す女性にはピッタリの仕事と言える。
なお、医療事務Ⅰから引き続きの講座となり、全講義終了後、検定試験を実施し、合格者は「保険請求事務技能検定」合格として医療事務資格を取得できる。したがって、全講義日程にしっかり出席し、理解を進めていく必要がある。
到達目標
外来・入院のレセプトを作成でき、保険請求事務技能検定試験を受検できる知識を身につける。
履修のポイント及び留意事項
医療保険制度の基礎知識から始まり、治療費の計算方法を学びながら、「レセプト」と呼ばれる治療費の請求書類の記載を中心に進める。実際に計算を行なうので電卓が必要。全講議終了後、資格試験あり(任意受験)。
講義日程

テーマ内容
第1週手術手術料・輸血料算定の原則 算定上の留意事項
第2週麻酔麻酔料算定の原則 使用する薬剤について 算定上の留意事項
第3週検査A検査料の通則 検査料の分類 検体検査料の算定
第4週検査B生体検査料の算定
第5週検査C病理診断の算定
第6週画像診断Aエックス線診断料の算定
第7週画像診断Bコンピュータ断層診断
第8週補講練習問題を使用しての演習
第9週補講練習問題を使用しての演習
第10週補講外来レセプトまとめ
第11週入院外来との相違点 入院に関わる算定…投薬
第12週入院外来との相違点 入院に関わる算定…入院基本料
第13週入院外来との相違点 入院に関わる算定…食事療養費
第14週演習練習問題を使用しての演習およびテスト対策
第15週テストテストを行う


他の授業科目との関連
医療事務Iを基本とし、さらに深い知識を身につける講座です。
評価方法
出席状況、試験結果等を元に総合的に判断する。
教科書
日本医療事務協会オリジナルテキストを使用(医療事務基礎編、診療報酬点数表、薬価表、カルテ問題集、レセプト集、算定原則付きノート)。
参考図書
なし