講義コード 1002A
講義名 医療事務I
(副題)
開講責任部署 全体
講義開講時期 春学期
講義区分
基準単位数 2.00
時間 0
代表曜日 水曜日
代表時限 4時限
開講学科 情報処理学科
必選別 選択
履修セメスター 第1セメスター
その他
担当教員

職種 氏名 所属
非常勤講師 ◎ 古賀 正美 (指定なし)

講義概要
生活環境が変わっても「一生続けられる仕事がしたい」と考える女性に人気の『医療事務』。その秘密は、厚生労働大臣が定めた保険基準による仕事で、全国の医療機関で活かせる専門職だからである。勤務形態も正社員、派遣、パートなど幅広く、結婚・出産をした後でも比較的容易に復帰できる息の長い仕事である。
・医療事務は、病院・クリニック等医療機関の事務職で、「受付窓口会計」「保険請求書類の作成」等がその主な業務内容になる。厚生労働省が定めた保険基準に沿った内容の全国共通の業務となっている。その「技術」や「知識・経験」が全国の医療機関で活用できる上、しかも確実に「キャリア」になる専門職である。
・築いた「キャリア」や「経験」が全国どこの医療機関でも重宝され、就職時にとても強いと言える。医療事務はキャリアが活かせるので、結婚・出産後の再就職にも有利で、勤務形態も正社員・派遣・パートと自由に選べる。
◆育児・家事と両立しながら医療事務の仕事を長く続けられる方が多いのも魅力。家庭にこもることなく、社会と関わりを持ち続けたい!仕事で自分を活かしたい!そして自分を磨き続けたい!という多くの女性が活躍している。まさに、「自立」を目指す女性にはピッタリの仕事と言える。
 本授業では、医療保険制度の仕組みや治療費の計算方法などを基礎から学び、初めての方でも安心のカリキュラムが組まれている。
 本授業では、医療保険制度の仕組みや治療費の計算方法などを基礎から学び、初めての方でも安心のカリキュラムが組まれており、資格試験である、保険請求事務技能検定試験合格にむけ、基礎を習得する。
到達目標
診療報酬明細書の上書きから、画像診断まで作成することができる。
履修のポイント及び留意事項
医療保険制度の基礎知識から始まり、治療費の計算方法を学びながら、「レセプト」と呼ばれる治療費の請求書類の記載を中心に進める。実際に計算を行なうので電卓が必要。
講義日程

テーマ内容
第1週医療保険の概要A医療保険制度・保険の種類について(1)
第2週医療保険の概要B医療保険制度・保険の種類について(2)
第3週基本診療料A基本診療料算定の原則(1)
第4週基本診療料B基本診療料算定の原則(2)
第5週基本診療料C基本診療料算定の原則(3)
第6週医学管理・在宅医学管理等 在宅医療(往診料)
第7週投薬A薬価基準の説明、薬剤の区分 内服薬の算定(薬剤料、調剤料、処方料)
第8週投薬B屯服薬、外用薬の算定 その他加算等
第9週注射A注射料の算定(1)
第10週注射B注射料の算定(2)
第11週処置A処置料算定の原則 算定上の留意事項(1)
第12週処置B処置料算定の原則 算定上の留意事項(2)
第13週リハビリ理学療法の算定 処方せん料の算定
第14週演習練習問題を使用しての演習およびテスト対策
第15週テストテストを行う


他の授業科目との関連
医療事務II、医事コンピュータの基礎科目となります。
評価方法
出席状況、試験結果等を元に総合的に判断する。
教科書
日本医療事務協会オリジナルテキストを使用(医療事務基礎編、診療報酬点数表、薬価表、カルテ問題集、レセプト集、算定原則付きノート)。
参考図書
なし