講義コード 9401J
講義名 CAD実習
(副題)
開講責任部署 全体
講義開講時期 秋学期
講義区分
基準単位数 1.00
時間 0
代表曜日 金曜日
代表時限 3時限
開講学科 情報処理
必選別 選択
履修セメスター 第4セメスター
その他
担当教員

職種 氏名 所属
准教授 ◎ 徳永 克美 (指定なし)

講義概要
CADでは、CADの基礎、製図の基礎を中心に学んできた。
CAD実習では、さらなるCAD技術のスキルアップを目的としてCADよりさらに複雑な図面の作図に挑戦する。この課程でAutoCADの高度なテクニックの修得が可能となる。
また近年、設計製図の分野では3次元CADいわゆる3Dが広く用いられるようになってきている。3Dを用いることにより、素人でも図面を容易に読むことが可能となり、今後ますます3Dが多用されるものと考えられる。このような状況に鑑み、本講座でも簡単な3Dの概念に触れる。
到達目標
第1目標
AutoCadの操作を学びながら、一般的なCADソフトの概念を習得する。
第2目標
JISに準拠した製図一般について学ぶ。
第3目標
新しい技術である3DCADについてその知識を修得する。
履修のポイント及び留意事項
実技は、主に機械製図を主として課題に取り上げている。
しかし、これによって得られたスキルは建築、土木などの他の製図分野にも応用できる。
講義日程

テーマ内容
第1週CAD実技(復習1) CADソフトを使っての実習、線、円、多角形
第2週CAD実技(復習2)CADソフトを使っての編集など
第3週AutoCADについて画層の概念、モデル空間、ペーパー空間
第4週製図の描き方JIS規格に基づく製図の一般概念、投影法の復習など
第5週製図実技1Vブロック
第6週製図実技2パッキン押工
第7週製図実技3ボルト・ナット
第8週ボルト・ナット
第9週製図実技4フランジ型固定軸継ぎ手
第10週フランジ型固定軸継ぎ手
第11週フランジ型固定軸継ぎ手
第12週3次元CADの基礎知識3次元CADとは、3次元CAD基礎機能、3次元CADの活用
第13週3DCAD実習1Vブロックの3Dモデル作成<BR>オブジェクトの押し出し概念。
第14週3DCAD実習2パッキン押工の3Dモデルの作成。<BR>オブジェクトの和、差,積<BR>の概念。
第15週予備日課題の実技時間の延長があった場合の予備日として扱う。


他の授業科目との関連
CAD
評価方法
テーマごと課題を与えられた、課題の評価と出欠および授業態度を総合的に評価する。
教科書
資料を配布する。
参考図書
AutoCadに対応した、機械製図の書籍
オフィスアワー(授業相談)
常時可
学生へのメッセージ
 成績は主として提出課題を評価するが、提出された課題が期限内であったかどうかも重要である。従って、授業中は真面目に課題に取り組み遅滞なく課題提出ができるように心がける。