講義コード 0015A
講義名 カラーコーディネーション
(副題)
開講責任部署 全体
講義開講時期 春学期
講義区分
基準単位数 2.00
時間 0
代表曜日 水曜日
代表時限 5時限
開講学科 情報処理学科
必選別 選択
履修セメスター 第1セメスター
その他
担当教員

職種 氏名 所属
非常勤講師 ◎ 飯田 よしこ (指定なし)

講義概要
私達をとりまく環境や日常生活において、色彩はあらゆるところで、人々と関連性を持っている。
色彩は空気のように私たちの日常に身近にあふれ、気がつかないところで、慣れ親しんでいる。日々の体験の中で、注意をして、観察をしながら、色彩のより豊かな感性を養うことができるものである。
また、この科目は社会に出て、仕事の場で即戦力として生かせる知識を持った人材を育成するための東京商工会議所主催「カラーコーディネーター検定試験」3級の資格取得を目的とし、出題内容に準拠した授業内容になっている。受講した学生に資格取得を推薦する。
この資格は「アシスタント・カラーコーディネーター」の称号とされており、将来、就きたい仕事に「色彩」の知識と技能を持った「即戦力」の人材を認定する検定試験である。
 「カラーコーディネーター」は、色についての学術的な知識を基礎として、ものの形や流行など、その環境の様々な要素を踏まえたうえで、色を組み合わせ、生み出し活用する実務能力を持つ資格である。
 ぜひ、この授業を通して、検定試験3級のチャレンジを試みよう。学生達の奮闘を祈る。そして、あなた達の美しく、快適な環境を生み出し、楽しい、豊かな毎日が送れることを期待している。

到達目標
この科目は社会に出て、仕事の場で即戦力として生かせる知識を持った人材を育成するための東京商工会議所主催「カラーコーディネーター検定試験」3級の資格取得を目的とし、出題内容に準拠した授業内容になっている。受講した学生に資格取得を推薦する。
履修のポイント及び留意事項
この科目は社会に出て、仕事の場で即戦力として生かせる知識を持った人材を育成するための東京商工会議所主催「カラーコーディネーター検定試験」3級の資格取得を目的とし、出題内容に準拠した授業内容になっている。受講した学生に資格取得を推薦する。

講義日程

テーマ内容
第1週色の性質色の効用とカラーコーディネーションの意義について講義
第2週色彩の心理的効果色の持つ基礎的な概念や心理的な効果について講義と演習
第3週色の表示方法と伝達方法色見本や色名方式による表示方法と伝達方法の仕組みについて講義と演習
第4週配色と色彩調和2色以上の色の組み合わせにより、快い効果を目指す講義と演習
 ・属性別の配色。色相差による配色と明度差による配色
2色以上の色の組み合わせにより、快い効果を目指す講義と演習
 ・属性別の配色。色相差による配色と明度差による配色
第6週配色と色彩調和彩度差による配色とトーン差による配色
第7週配色と色彩調和色彩調和論と調和の原則 ・中間テスト
第8週光と色が見える仕組み色が見えるための目及び脳の構造とその働きについて講義と演習
第9週色の測定色を伝えるための測定値はどのように表現されるかを講義と演習
第10週混色と色再現色を混ぜ合わせることにより、新しい色が作り出せる。混色の方法と、その利用や色の再現方法を講義と演習
第11週混色と色再現混色の実習
第12週日本の色彩文化と西洋の色彩調和過去の各時代の流行色と、西洋絵画における色彩調和論の講義
第13週現代日本の色彩調和戦後から現代までの、商品色彩の移り変わりを講義と演習
第14週まとめ身の回りの色の収集と構成
第15週試験上記の内容に関して期末テストを行う


他の授業科目との関連
なし
評価方法
以下の点を総合的に判断し、最終的な評価を決定する。
・出席状況   ・演習及び実習の作品
・テスト結果  ・授業中の態度
以上のことはすべて重視する点である。
教科書
「カラーコーディネーションの基礎」東京商工会議所著、発行。定価2800(税別)
参考図書
なし