講義コード 0903D
講義名 情報総合演習I
(副題)
開講責任部署 全体
講義開講時期 春学期
講義区分
基準単位数 2.00
時間 0
代表曜日 水曜日
代表時限 2時限
開講学科 情報処理学科
必選別 必修
履修セメスター 第1セメスター
その他
担当教員

職種 氏名 所属
准教授 ◎ 宮川 幹平 (指定なし)

講義概要
 情報処理学科では、「ITスキル」「ビジネススキル」「ヒューマンスキル」をきちんと身につけた人材輩出を教育の基本方針として展開している。
 この中で、「ITスキル」「ビジネススキル」の部分においては、現在の情報ネットワーク社会において、多種多様な情報を必要に応じて的確に収集し、迅速に精査、加工することのできる能力が強く求められている。しかし、これらに関しては他の講義でその基礎およぶ応用知識を身につけることはできても、自分自身のスキルあるいは知識がどのレベルにあるのかを判断することは困難である。
 その基礎知識および処理能力をはかる方法として、各種検定試験がある。これらの資格は、自分自身のレベルをはかれるだけでなく、就職においても自分の実力を指し示す武器となる。
 本授業では、「CG・マルチメディア検定」「日商簿記検定」「日商PC検定(文書作成)」「基本情報技術者試験」「ITパスポート試験」についてクラス分けを行い、検定試験合格を目標としてそれぞれの検定内容に沿った授業を展開する。また、上記資格対応クラスとは別に第2セメスターでの資格取得を目標としてスキルアップするためのクラスも用意する。
到達目標
 情報処理技術者試験(ITパスポート試験)の出題レベルに対応出来る。特に、履修条件(学生へのメッセージ欄参照)に設定した科目「情報処理I」「コンピュータシステム」「専門ゼミナールI(宮川)」での学習分野の問題について十分対応できるようになること。
 ITパスポート試験が合格済みの学生は、上位試験である基本情報技術者試験の午前試験レベルを目指す。
履修のポイント及び留意事項
将来目標、高校時代の取得資格、経験等を踏まえて、最初の目標資格を定め、卒業時までに一つでも多くの資格取得に向けて努力する姿勢を持って授業に挑むこと。
講義日程

テーマ内容
第1週ガイダンスおよびコース分け各クラスの対応資格とコース分けアンケートを実施する。
第2週試験における出題傾向分析、勉強法最近の出題傾向のほか、効率的な勉強法と普段の心構えについてレクチャーする
第3週問題演習とその解説ハードウェア分野の出題に対する演習と対策指導
第4週問題演習とその解説ソフトウェア分野の出題に対する演習と対策指導
第5週問題演習とその解説経営分野の出題に対する演習と対策指導
第6週グループ学習それぞれが選んだ分野の内容や出題について、お互いに解説と質問を行う
第7週問題演習とその解説ハードウェア分野の出題に対する演習と対策指導
第8週問題演習とその解説ソフトウェア分野の出題に対する演習と対策指導
第9週問題演習とその解説経営分野の出題に対する演習と対策指導
第10週グループ学習それぞれが選んだ分野の内容や出題について、お互いに解説と質問を行う
第11週問題演習とその解説ハードウェア分野の出題に対する演習と対策指導
第12週問題演習とその解説ソフトウェア分野の出題に対する演習と対策指導
第13週問題演習とその解説経営分野の出題に対する演習と対策指導
第14週模擬試験これまで学習した分野を中心とした模擬試験を実施する


他の授業科目との関連
資格毎に多くの関連科目がある。自分の選択する資格に応じてそれぞれの担当教員に確認すること。
評価方法
出席点30%+授業での取り組み姿勢(宿題状況、グループ学習の内容、Web教材へのアクセス頻度を含む)40%+模擬試験30%を基本点とした総合評価を行う。
教科書
2010春 ITパスポート予想問題集(iTEC)
参考図書
平成22年度 イメージ&クレバー方式でよくわかる 栢木先生の基本情報技術者教室(技術評論社)
ITパスポート試験 対策テキスト 平成22年度版(FOM出版)
オフィスアワー(授業相談)
随時、宮川の研究室に直接訪問して良い。また、Web教材における質問相談フォーラムを活用することを推奨する。
学生へのメッセージ
 履修の条件として、「情報処理I」「コンピュータシステム」「専門ゼミナールI(宮川)」を並行して履修すること(もしくは履修済みであること)。事情により履修できない場合は、履修相当の学習をe-Learningとして課す。
 授業時間外での自主的かつ継続的な取り組みが重要である。Web教材の閲覧や演習問題への挑戦を積極的に行うことが高評価につながるポイントである。試験は年に2回(4月と10月)しかチャンスが無い。ゆえに、本試験に向けて万全の準備を行うこと。