講義コード | 945AN | ||||||
講義名 | 海外研修(航海) | ||||||
(副題) | |||||||
開講責任部署 | 全体 | ||||||
講義開講時期 | 秋集中 | ||||||
講義区分 | |||||||
基準単位数 | 2.00 | ||||||
時間 | 0 | ||||||
代表曜日 | |||||||
代表時限 | |||||||
開講学科 | 両学科 | ||||||
必選別 | 選択 | ||||||
履修セメスター | 第2セメスター | ||||||
その他 | |||||||
担当教員 | |||||||
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講義概要 | |||||||
学校法人東海大学では、1968年以来、本学所有の海洋調査研修船「望星丸」を使用した海外研修航海を毎年実施してきました。飛行機による海外旅行が普通の時代である今、なぜ船で旅立とうというのでしょう。 現代の文明社会に生きる我々は、コンピュータやインターネットなどの高速通信に代表される高度な科学技術に支えられ、当然のようにその恩恵を受け、日々の生活を送っています。このような社会に生きる我々は、その利便性ゆえ、生身の人間やかけがえのない自然と触れ合う機会が減少しつつあります。これからの社会を担う諸君にとって、今こそ異なる生活・文化を体験することで、「人間として大切なもの」を再確認し、「環境と人間の関係」をもう一度見つめ直し、「自然との共生」を考えていく機会が必要なのではないでしょうか。 参加者の多くは必ず、「陸では味わえない感動や発見があった」と感想を述べています。「教師や仲間と寝食を共にし、時に人生を語り、訪れる島々の異文化や自然に触れる」、そういった船旅ならではの体験の中に、感動や発見を見出すのです。 今年41回を迎える海外研修航海は、本学園の特色ある教育活動として、第1回航海から毎年、参加した多くの学生達に「一生の思い出」を与え続けて参りました。これまでに参加した学生は延べ2945人に上ります。今後も「国際的視野に立った世界観・人生観の確立を目指す」「共同生活を通し、人間形成をはかる」という研修目的を達成すべく、諸君と共にこの海外研修航海の新たな歴史を創り上げていきたいと思います。 大いなる可能性を秘めた未知なる海。今、我々はその海に向けて船出しようとしています。それを価値あるものとするのは、諸君自身の決断と行動にかかっています。未知なる可能性に挑み、諸君の人生にとって必ずや意義深い貴重な経験となるであろう第41回海外研修航海への積極的な参加を期待します。 |
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到達目標 | |||||||
この航海は、本学の海洋調査研修船を使用し、海外の諸文化・諸事情に触れ、実体験を通して、国際的視野に立った世界観・人生観の確立を目指す。また、船内という限られた生活環境の中での共同生活を通して、人間形成をはかることを目的とする。 | |||||||
履修のポイント及び留意事項 | |||||||
ひと味違った海外体験が出来る船の旅。掲示板に注意し、説明会に出席すること。 | |||||||
講義日程 | |||||||
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他の授業科目との関連 | |||||||
なし | |||||||
評価方法 | |||||||
事前研修・本研修を含めて、実行スタッフと共に完了すれば合格である。 | |||||||
教科書 | |||||||
なし | |||||||
参考図書 | |||||||
なし | |||||||
学生へのメッセージ | |||||||
洋上キャンパスでは、学園傘下の高等教育機関から参加した学生が団役員とともに共同生活を営み、英会話講座や洋上講座、寄港地に関する調査・発表・天文クラブ・音楽クラブ等学生主体のクラブ活動や、救命救急訓練を行う。また、赤道祭や洋上卒業式などの様々な行事を団役員とともに創り上げる。寄港地では、大学訪問、班別グループ研修、寄港地の人々を招く船上交流会を行う。 |