講義コード 0122A
講義名 日本語コミュニケーションI
(副題)
開講責任部署 全体
講義開講時期 春学期
講義区分
基準単位数 1.00
時間 0
代表曜日 金曜日
代表時限 4時限
開講学科 両学科
必選別 選択
履修セメスター 第1セメスター
その他
担当教員

職種 氏名 所属
非常勤講師 ◎ 塩川 絵里子 (指定なし)

講義概要
この授業では,主に以下の4つの能力を養成することを目標とする。
(1)事物の様子や特徴,出来事の展開について詳しく説明・描写したり,社会的な話題等について自分の意見を述べたりする能力。
(2)話の構成や展開・因果関係等に注意し,まとまりのある発話をする能力。
(3)聴き手に配慮しながら,自分の考えを効果的に伝える能力。
(4)相手の話を聴いて理解し,自分の考えを表明し,相互交渉する能力。
平易なテーマを通して,日本語上級話者に必要な口頭能力を磨き,アカデミックジャパニーズへの橋渡しとする。
到達目標
一般的なテーマからある程度専門性のあるテーマにおいて,まとまりのある発話をし,聞き手に自分の考えを効果的に伝えることができる。
履修のポイント及び留意事項
提示された課題は必ずしてくること。さらに,課題の達成に必要な文法・語彙・表現等は進んで自習を行うこと。
講義日程

テーマ内容
第1週オリエンテーション授業の概要説明・自己紹介
第2週きっかけを話そう物事の経緯を説明する。間接的な質問をする。
第3週なくした体験を話そう感情を加えて物の描写をする。
第4週町の様子を話そう話の構成を考えて話す。大勢の人の前で発表する。
第5週動きの順序を説明しよう話の順序を示す表現を使って説明する。
第6週スポーツのおもしろさを伝えよう複雑なことをわかりやすく説明する。
第7週言いかえて説明しよう言いかえ表現を使って説明する。
第8週比べて良さを伝えよう比較しながら説明をする。聴衆をひきつける技術を学ぶ。
第9週ストーリーを話そう接続表現を効果的に使って説明する。
第10週最近の出来事を話そう引用表現を使用し,出来事をわかりやすく伝える。
第11週健康について話そう因果関係を説明する。社会的な話題を論理的に話す。
第12週将来の夢を語ろう理由や背景を使って考えを説明する。
第13週自由発表準備各自テーマを設定し,自由発表の準備を行う。
第14週自由発表
第15週自由発表


他の授業科目との関連
日本語の表現力が高まることで,他の全ての科目の学習に役立つ。特に授業でのディスカッション,プレゼンテーションに必要な日本語口頭能力を身につけることができる。
評価方法
課題提出,自由発表,出席,授業態度による総合評価。課題の提出状況や内容,また自由発表への取り組み・内容は特に重視する。
教科書
日本語上級話者への道−きちんと伝える技術と表現−
参考図書
受講者の要望に応じて適切な参考図書を紹介する。