講義コード 0803J
講義名 地域資源開発III
(副題)
開講責任部署 全体
講義開講時期 秋学期
講義区分
基準単位数 2.00
時間 0
代表曜日 金曜日
代表時限 3時限
開講学科 両学科
必選別 選択
履修セメスター 第2セメスター
その他
担当教員

職種 氏名 所属
准教授 ◎ 竹内 裕二 (指定なし)

講義概要
本講義は、受講生自身が実際に地域(現場)に出て行き、自分自身の目で現地を確かめ、課題を見つけ出し、解決する能力の基礎を養ってもらうことを目的にしている。このような講義を行う背景として、多くの企業や行政機関などが、地域で積極的に活動する人材を求めているからである。それゆえにこれからの時代を生き抜く君たちにとってこの能力を持つことは、自分自身を生かす上での武器になるだろう。そこで、この能力を育成する題材として、地域の中に数多く存在する資源に注目し、地域の活性化に寄与する取組を行いたい。それゆえ、地域住民をも巻き込んだ講義を行う予定である。
本講義の進め方は、基本的に「地域資源開発I」と同じであり、「地域資源開発Ⅰ及びⅡ」で調査した事柄を中心に講義展開を行う。本講義では「学生フォーラムの開催」を題材に企画能力、交渉能力、説得力、実践力の育成を目的に講義を行う。
講義概要は下記の通りである。地域資源開発Iで示した内容の講義を行うが、地域資源開発I・IIで知り得た知見を踏まえ、地域資源開発IIIでは、これまでの行ってきた講義内容・調査結果を報告書という形でまとめ、一年間を通じて関わっていただいた方々を招待しての発表会を行う。
このような講義の流れを踏まえ、実践的に地域で活動する手法や大人としてのコミュニケーション能力について学び、地域活動における諸問題について理解を深める機会としたい。その上で、今後の取組みとして何が必要なのかを探る。なお、本講義を受講することにより、その後の学生生活、社会生活、職業生活の中で豊かな心やたくましく生きる力を培うと共に、地域での活動に入っていく素地を培うことも狙いとしている。
※履修者数によって、下記の講義日程や上述した講義概要を変更する可能性がある。また、状況に応じて講義日を変更する。
到達目標
本講義の達成目標は、以下の通りである。
(1)物事に対する計画する能力を高める
(2)活動を通じて、専門性を高める
(3)年齢の異なる人たちとのコミュニケーション能力を持つ
(4)チームワークの大切さを修得する
(5)就職に向け、社会人となるための基本的なスキルを修得する
(6)社会人としての基礎的マナーを学ぶこと
履修のポイント及び留意事項
本講義は、学生諸君が自ら考え、討議し、調査、研究、発表することを中心に講義を行なう。そのため、座学中心ではない。事前学習が必要不可欠であることを理解した上で履修して欲しい。
この講義には、履修制限がある。春セメスターでの講義を受けて実施するため、地域資源開発I及びIIを履修した者を対象とした講義である。さらに、秋セメスターに開講する地域資源開発IIIと密接に関連しているため、地域資源開発IIIも引き続き履修できる学生を対象にしている。この点を理解した上で、履修してもらいたい。
講義日程

テーマ内容
第1週授業概要説明本講義の趣旨と進め方について説明する。地域資源開発(実践活動準備)に関する基本的な考え方について、認識を共有する。
第2週消費者サイドの視点これまでの調査結果から明らかになった消費者側の課題について再確認し、今後の活動における対策を考える。
第3週企画者サイドの視点これまでの調査結果から明らかになった企画者側の課題について再確認し、今後の活動における対策を考える。
第4週企業サイドの視点これまでの調査結果から明らかになった企業側の課題について再確認し、今後の活動における対策を考える。
第5週イベントの仕組み1イベントを実施する上での仕組みについて考究する。
第6週イベントの仕組み2イベントPRをする上での留意点と今後の活動について考究する。
第7週イベント実施における課題イベントの課題について考える。
第8週広報計画と実践イベント実施の課題と広報における課題
第9週実施活動1実施活動 その1
第10週実施活動2実施活動 その2
第11週実施活動3実施活動 その3
第12週実施活動4実施活動 その4
第13週実施活動5実施活動 その5
第14週実施活動6実施活動 その6


他の授業科目との関連
地域資源開発IIIと関連している。また、地域社会に多く出て行くため、進路とも関わりがある。また、他の科目では伝えきれない地域活動での大切さをという部分を本講義から学修したい。
評価方法
調査・実施報告発表結果、レポート、出席状況・学習態度などを総合的に評価する。
教科書
使用しない
参考図書
実践!地域経営の経営戦略」日本政策投資銀行地域企画チーム
オフィスアワー(授業相談)
随時
学生へのメッセージ
積極的に講義活動に参加してもらいたい。きっと、社会に寄与する活動を行い、その活動の意義を体感できるであろう。その延長線上に社会人としての基礎を身につけることができる。
授業用URL
http://ttime.ftokai-u.ac.jp
授業用E-mail
takeuchi@ftokai-u.ac.jp