講義コード 0802A
講義名 地域資源開発II
(副題)
開講責任部署 全体
講義開講時期 春集中
講義区分
基準単位数 2.00
時間 0
代表曜日
代表時限
開講学科 両学科
必選別 選択
履修セメスター 第1セメスター
その他
担当教員

職種 氏名 所属
准教授 ◎ 竹内 裕二 (指定なし)

講義概要
本講義は、受講生自身が実際に地域(現場)に出て行き、自分自身の目で現地を確かめ、課題を見つけ出し、解決する能力の基礎を養ってもらうことを目的にしている。このような講義を行う背景として、多くの企業や行政機関などが、地域で積極的に活動する人材を求めているからである。それゆえにこれからの時代を生き抜く君たちにとってこの能力を持つことは、自分自身を生かす上での武器になるだろう。そこで、この能力を育成する題材として、地域の中に数多く存在する資源に注目し、地域の活性化に寄与する取組を行いたい。それゆえ、地域住民をも巻き込んだ講義を行う予定である。
本講義の進め方は、基本的に「地域資源開発I」と同じであり、「地域資源開発Ⅰ」で調査した事柄を中心に講義展開を行う。また、本講義は「地域資源開発III」に実施予定である「学生フォーラムの開催」を題材に企画能力、交渉能力、説得力、実践力の育成を目的に講義を行う。
講義概要としては、地域資源開発I(以下、Iという)で示した内容を基に講義を行う。Iで知り得た知見を踏まえ、本講義では実際に実践活動をする上での問題点を探り、その過程で、地域の様々な方々と交渉しながら物事を進めていく。このような講義の流れを踏まえ、実践的に地域で活動する手法や大人としてのコミュニケーション能力について学び、地域活動における諸問題について理解を深める機会としたい。その上で、今後の取組みとして何が必要なのかを探る。
なお、本講義を受講することにより、その後の学生生活、社会生活、職業生活の中で豊かな心やたくましく生きる力を培うと共に、地域での活動に入っていく素地を培うことも狙いとしている。
※履修者数によって、下記の講義日程や上述した講義概要を変更する可能性がある。また、状況に応じて講義日を変更する。
到達目標
本講義の達成目標は、以下の通りである。
(1)物事に対する計画する能力を高める
(2)活動を通じて、専門性を高める
(3)年齢の異なる人たちとのコミュニケーション能力を持つ
(4)チームワークの大切さを修得する
(5)就職に向け、社会人となるための基本的なスキルを修得する
(6)社会人としての基礎的マナーを学ぶこと
履修のポイント及び留意事項
本講義は、学生諸君が自ら考え、討議し、調査、研究、発表することを中心に講義を行なう。そのため、座学中心ではない。事前学習が必要不可欠であることを理解した上で履修して欲しい。
この講義には、履修制限がある。春セメスターでの講義を受けて実施するため、地域資源開発I及びIIを履修した者を対象とした講義である。さらに、秋セメスターに開講する地域資源開発IIIと密接に関連しているため、地域資源開発IIIも引き続き履修できる学生を対象にしている。この点を理解した上で、履修してもらいたい。
講義日程

テーマ内容
第1週授業概要説明本授業の趣旨と進め方について説明する。地域資源開発(実践活動準備)に関する基本的な考え方について、認識を共有する。
第2週ツアー実践・事前準備その1ツアー実施前の準備を行う。役割分担と役割内容の確認
第3週ツアー実践・事前準備その2ツアー実施前の準備を行う。役割分担決め
第4週ツアー実践・事前準備その3ツアー実施前の準備を行う。参加者名簿整理、名札作成
第5週ツアー実践・事前準備その4ツアー実施前の準備を行う。座席表の作成、移動中の会話内容の選定
第6週ツアー実践・事前準備その5ツアー実施前の準備を行う。トイレの確認、行程中の安全確保の確認
第7週ツアー実践・事前準備その6ツアー実施前の準備を行う。実施当日の服装とマナーについての確認
第8週ツアー実践・事前準備その7ツアー実施前の準備を行う。全体確認をグループ毎に行う。
第9週ツアー実践1実践活動 その1
第10週ツアー実践2実践活動 その2
第11週ツアー実践3実践活動 その3
第12週ツアー実践4実践活動 その4
第13週ツアー実践5実践活動 その5
第14週ツアー実践6実践活動 その6


他の授業科目との関連
地域資源開発IIIと関連している。また、地域社会に多く出て行くため、進路とも関わりがある。また、他の科目では伝えきれない地域活動での大切さをという部分を本講義から学修したい。
評価方法
調査・実施報告発表結果、レポート、出席状況・学習態度などを総合的に評価する。
教科書
使用しない
参考図書
実践!地域経営の経営戦略」日本政策投資銀行地域企画チーム
オフィスアワー(授業相談)
随時
学生へのメッセージ
積極的に講義活動に参加してもらいたい。きっと、社会へ飛び立つ際、役に立つ講義である。
授業用URL
http://ttime.ftokai-u.ac.jp
授業用E-mail
takeuchi@ftokai-u.ac.jp